Happiness is overcoming your fears
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 Koenji Raining


 When the rain, the storm, and all is gone......

 どれだけ仕事が苦しくても、私の狂気のような健康への執着は止められない! 雨の日も風の日も雪の日も、帰り道は必ず中野から1駅歩く日々。私の墓碑銘にはこう記されることだろう。「肩が凝ったらロフトにぶら下がると楽、だってよ! こいつロフトの使い方理解してねぇ!」

 東京で冬を越すことが初めてなら、雪の降りっぷりを目の当たりにするのも初めて。極めて装甲の薄い<スーツ>なんてものを着用し、極めて登坂力に乏しい<革靴>なんてもので雪原を征く。馬鹿げている。あまりのディシプリンにその姿で雪遊びに興じもす。

 電話と蝙蝠傘が手術台で出逢うとはまさにこの事よ。

 やや頭がスッキリしたり、心が涼しくなったりするので、私はぽてぽて散歩するのが好き。中野と高円寺の間に「ラブ麺」なる、もう目にしただけで「イナフ!」と叫ぶようなラーメン屋さんがあり、健康と同時に達成しようとしているダイエットの邪魔をするにせよ。

 ラヴと言えばね。現場の近くには外国人用の幼稚園があるらしく、昼休みに公園で煙草を吸っていると私の膝ぐらいしか背丈のない小さな人たちがキャッキャ言いながら占拠しに来るんだけど、彼ら/彼女らの間で"Nobody loves me!!"と憐れっぽく叫ぶのがエッジな遊びである様子。先生が"No! I love you!!"と返すのが嬉しいみたい。ラカンの言う転移だ!

残響としての、静寂の音としての、愛の不在は。
残響としての、静寂の音としての、愛の不在は。





2011⁄03⁄07 21:00 カテゴリー:探検! 誰かの町 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 異邦人

 今の会社に中国の人がいるんだけど、面倒見がいいようでPGさんによく「さばけるようになってきたね」など、声をかけていて感心する次第……だったのだけど、そのPGさんは当人よりもキャリアが長いのだった。

リーダー「あの人、いつもあんな感じ」

 そして、よく他のチームの女の子のところに話に行っている。聞けばご同郷だそうで。女の子コミュニティすげぇぜ、と感心していたら「プロジェクトで同じだった」とのこと。広いようで狭いIT業界とは申しますが。

ゆ「前はどんなプロジェクトだったの?」
中「え?」
ゆ「え? さっき、同じプロジェクトだったって……」
中「はい。今同じプロジェクトです」

 ……私が細かすぎるような気がしてくる。

 他のチームにちょっとびっくりするような、竹林の奥で死のように静かな湖で遊んでいるほうが似合いそうな美人の中国人がいて、ちょっとしたアイドルなんだけど、我々のチームはその人を「リンリンちゃん」と呼び習わしている。他チームのリーダーに話を通しに言っても、ご覧の通り。

ゆ「どうでした? 引き受けてくれました?」
SE「ダメだった。今、あいつリンリンちゃんとにゃんにゃんしてる」

 見てみると、そのリンリンちゃんに指を突きつけられてガミガミ怒られている。気性は荒いらしい。変に日本語が達者で廊下でぶつかりかけた時「わぁ、びっくりした! ごめんなさい!」と言ったり、他の人のミスが直った時などは「そんなオチ!?」とか言ったり。

ゆ「って言うか、雑すぎるでしょう、中国観が」
SE「そもそも韓国人だしね」

もうさ、Ninjaが般若心経唱えながらヌンチャク振り回すレベルで雑だよ!
もうさ、Ninjaが般若心経唱えながらヌンチャク振り回すレベルで雑だよ!





2011⁄03⁄05 21:00 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 News From The Front!

 これは生存報告です。生きてる、生きてる! テスト工程で2000件もバグが出るという悪夢のような光景は初めてだし、サービス・インしてからバグがさらに1000件近く出るのを目の当たりにするに至っては、もう現代のジル・ド・レになってやろうか、と。

 あちこちで散々申し上げております通り、ジャンヌ・ダルクの腹心であった彼が、その輝かしい旗印をキリスト教徒に焼かれてからというもの、神の子を散々に虐げる悪鬼となるその地獄の道行きは、善くも悪くも男の子的イデアであると思う。Some wounds that never heal. 解ります。

 などと黙祷する時間もあればこそ。次々襲い来るバグの群れ! 徹夜明けチームがぶち込んだシステムがのべつ幕なしにFaxを送信し、ありもしない受注データを掃射! ミッション:業務が滞らないよう、そいつ("Beast"と命名)を掣肘しつつ、データを正常に戻せ!

 いや、Beast止めろよ、もうさ。

 全員が正気を失っていく、そこは戦場。鉛の啓示が私を導く/友軍だろうと敵軍だろうとお構いなしさ。泥と恥辱の中をのたうちながら、ただただ強く、「ああ、生きている」と。エンドユーザとも怒鳴りあう。問題がダマになった場所にみんなで頭から突っ込むだけのイカれたビジネスの事が少し好きって思った。

徹夜明け、帰路を歩く足音がやや軽やか。
徹夜明け、帰路を歩く足音がやや軽やか。





2011⁄03⁄03 21:00 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 音楽だけが悪に拮抗する


 昨年聴いた音楽の中で、強く印象に残ったいくつかをご紹介したい!

 昨年の私は散々に"Possibility of Life Destruction"であり、その生活を一言で表すならばまさに"Wreckage"であり、CDのコレクションは減る一方であり、そのため殆どアンテナをへし折っていたと言ってよく、あんまりちゃんと素敵な音楽を発掘できていなかったのだけど。

 ……そもそも音楽について喋りたい人のBlog恒例の「今年のベスト10」的なことをほとんど(全く?)して来なかったような気がする。お行儀悪い! そういうのは年末に静々と行い、「来年もステキな音楽と沢山巡り会えますように」と祈るが作法ぞ。それにだいたいお前、去年は古~いGothやあんまり好きじゃなかったバンドの音楽を再発見したりとか、そういうのばっかだったじゃいかよ。

DEATHSPELL OMEGA / Epiklesis II

 最近、DEATHSPELL OMEGAって語の構造は"Love Portion No.9"と同じだと気付いた。「最終的な××の魔法」的意味合いとして。そしてその気付きはDEATHSPELL OMEGAはおろか世界の何物にも利さぬでしょう! 滅びよ!

 今回のDEATHSPELL OMEGAはとても錯乱していて、とても美しく、緊張感に溢れ、いと勝れるものにより人間が世界が奈落へ突き落とされ圧殺される様をとても写実的に(ええ、写実的に)表していてステキ。ギターの音が実はオールド・スクールだって気付いたときは最高に嬉しかった。

OVERKILL / Bring Me The Night

 お前ら私が働いているときにOVERKILLのライヴ参戦しやがって! ちくしょう! 俺に夜をもたらし来せ! バカァ! この曲のリフはわりとあるタイプなんだけど、何だか特別。「変に凝らなくていいんだよ!」的な。お馬鹿さんがお馬鹿さんなりのやりかたで音楽の本質を鷲掴みにしたような。

 人によってはミュージシャンシップの停滞だって言うかも知れないけれど、私は年季入った渋い連中が傲然と自分の得意なことをしているのって好きでね。新しいものが常によいものとは限りませんでしょう? ああ――清々しい。

THE REIGN OF KINDO / Thrill of The Fall

 EL&P的な四度進行のオルガンが分数の土煙を巻き上げながら襲って来ますよ、とても優しく! 不用意に「EL&P的」なんて言葉を使うな、舌を抜かれて中央線のホームから突き落とされるぞ。リズムも曲のテクスチャも凄く複雑なんだけどとてもエモーショナルで、例の数学者が設計した薔薇の折り紙を連想する。

 Progressive RockのようなRADIO HEADのようなEmotional CoreのようなJazzのようなHard Rockのような。20世紀の音楽史を辿り直したら、なんか源泉めいた何かになってしまったような野蛮さをマイルドにお届け。高潔であり、演奏技術が卓越していることは素晴らしいことだ、うん。

P & G w/ G OST / Fallen Angel

 アニメソングだよ(そのシニフィアンは固定的なシニフィエを持たぬ)。原曲はR&B的な揺れるアレンジなんだけれど、こうやって装飾を剥いでみると、George Winstonのようなハートエイキングなメロディ。サビが終わるあたりに言葉がギュッと詰まる感じはトラッドのよう。夜更かししていて物語が終わり、庇護を失ったような寄る辺ない気持ちが幻肢痛のように! "When the rain, the storm, and all is gone/Caress me with your sweet lullaby"って詩がたまらなくいい。

 同作品の"D-City Rock"も雑~な感じで気持ちよかった。あれ聴きながら中野から散歩していて、座・高円寺が見えてくると、なんだか興奮してくる。ひゃっほう! D-Beats Cityだ! お前の悦びは貧しい。実に貧しい!

ANATHEMA / Everything

 年々穏やかに、ジェントルになっていく"呪い"の名を冠するバンドの新作は本当に沢山聴いた! そしてヴォーカルの水平方向への膨張っぷりに驚いた。なんて様だい! それでもわけても、この曲のハーモニィは思わず空を見上げてしまうほどに見事で。

 調和する。共鳴する。昇って行く。不思議な力だ。それは人間独りでは行えぬことで、昔、神学者や哲学者が命を賭けて護ろうとしたものは、それを可能ならしめるものではないかと愉しく想像する。一般的に<魂>と呼ばれる。悪魔に売り渡すのは熟考の末でもよいかも知れんね。

音楽だけが悪に拮抗する。
音楽だけが悪に拮抗する。





2011⁄02⁄08 21:00 カテゴリー:音楽の話 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


SE「ゆさぁ、テレビいる?」

 テレビはS/N比が低すぎると常々思っている。有益な情報を得るために9割以上のノイズを我慢せねばならぬなど、そいつはとんだ倒錯マゾ野郎だと思っている。Google Readerってサービスでほとんど事務的にいくつかのニュースサイトの記事を購読しているんだけど、そのノイズの多さにも辟易するっつーのにさ。

ゆ「あ、欲しいです」
SE「了解~。あ、ゆにテレビ上げようと思うんだけど」

 早速家のお嫁さんに電話して段取りを整えてくれるSEさん……いや、待ってくれ。何故お嫁さんが私を知っているんだよ。最近、DVDを見るにあたり、ヘリコプターのような凄い轟音を立てる私のPC。映画鑑賞専用機/ゲーム専用機がある生活ってのも、悪くないなぁ、と。ふふん。

 その他、暖かな申し出をいただき、感激の極みです。でも、どうぞあまり私にものを与えないで下さいましね。

 かくして、プロジェクト内部には何だかおかしな流れが。「それじゃあさ、ゆ君、ロデオボーイいる?」い、要りませんよ! 機械的に(機械だしね)グラインドする変なものから振り落とされぬよう必死に取り縋る、独りで、独りで! あまりにも悲しすぎます! だいたい、何でそんなもの持ってんだ30代男性。

 「それじゃあ、俺、ゆ君にスタッドレス・タイヤあげるね」ほら、もう車も持ってないのに、そんな。ちょっと尖ったアクセサリとしてもそれはあまりにも鈍重過ぎる。メタルっ子のユニフォームたるガンベルトとはちょっと訳が違うと思うし。個性はそのようにして誇示するものではないのだし。私はポケットに何も持たぬ/袖の下に何も忍ばせぬ/しかるに心に魔法を持つ。何より。

私の部屋は不燃物置き場じゃありませんのだ!
私の部屋は不燃物置き場じゃありませんのだ!





2011⁄02⁄06 21:03 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)









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職にちょっと馴れてみれば
即「還俗した」などと抜かしてみる。


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