Happiness is overcoming your fears
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 That's my soul up there


 凍罪線に乗って辿り着くのは死の都也。

 何にせよ、いつもなら座って帰れるのに、金曜日の夜などは楽しい呑み会の帰りと思しきパーティ・ピーポーにて混雑するともなれば、私の憎しみは弥増す。なぁ、サンタさんの服がどうしてあんなに赤いか、あんた知っているか。

 そんな中、猛禽の勢いで座席を確保したれば、隣には膝の上に幼子を乗せたお母さん。幼子は小さいながらも、世界に愛されるという重大なミッションを粛々と遂行しており、色々なことに興味深々。あらゆるものに関心が移り、忙しい。

「これはいちご?」
「そうだね、いちごだね」
「あおいの?」
「それは緑だよ」
「でもあおいよ」

 言葉を覚えたてのようで、はたから聞いているとよく意味が解らないのだけど、その一言一言に丁寧に答える母親。ああ、あれは。意味を伝達せずとも、ただ喜びとしてのみ存在する語らい、ただ喜びとしてのみ存在する語らいじゃいないか。そして――言葉の途切れ間に、幼子の髪をすき、感極まったように頭を撫でる、その電撃のような。

ああ、私にもあのように人を愛する能力よ、宿れかし。
ああ、私にもあのように人を愛する能力よ、宿れかし。





2010⁄12⁄22 21:08 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)











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