Happiness is overcoming your fears
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 That's my soul up there


 Let me tell you a story to chill the bones
 (恐ろしい話をさせてくれ)
 About a thing that I saw
 (俺が見たことについてだ)

 「中には考えなしにクスリポンポンばら撒くヤツもいるけどさ、俺みたいにちゃんと説明するヤツから受け取らないと、マズいよ。やっぱり依存性はあるし、身体が馴染んだが最後、人生を破壊するからね」

 そう初老の男は呟くように言った。さぁ、いざ、キメん。初めてのおクスリを。

 そのそもそもの始まりは。毎日いまいちな性能の脳味噌をフル回転させていたら、またぞろ上手いこと眠れなくなってしまいましてん。夜中におきて悶々としているうち、夜が明け、3時間とか睡眠で這うようにして仕事に行く日々。

 日常に支障をきたすようになったら病院に行こうと漫然と考えていたところ、ついに遅刻し、言い訳を考えていて「あ、そうだ。病院」と思い立つ。軽く頭が重いのと、コーヒー過剰摂取によるぼんよりした吐き気を口実に近隣の病院へ。

 もっともらしく症状を訴え、「そう言えば最近眠りが、どうも」という話になったところ、冒頭の言葉と共に睡眠剤と抗鬱剤を処方された。ああ――何だかえらいことになってしまった。この程度で心の風邪ひくような半端な鍛え方してないんだぜ、という思いと「凄いもの処方されちゃったからには、自覚症状がないだけかも」という思いが相半ばする。

 かくて陽が沈んで随分経った頃。両者を眼前に並べ、私はどうしたものかと思案する。人生……でも、どうなるか飲んで見たくもある。1回飲んでみて、効き目を確認し、然る後どのように振舞うか決めよう。烏龍茶で流し込む。「もし知覚の扉が浄化されるならば、全ての物は人間にとってありのままに現れ、無限に見える」とウィリアム・ブレイクは言ったよ。

 瞬く間に昏倒し、始業時間後に目を覚ます。まさかの2日連続寝坊とは。目を覚まし、時計を確認した私は死者よりも蒼褪めていたと、歴史は語る。これが私の目撃した震え上がるような話である。

 When you're lying in your sleep, when you're lying in your bed
 (床につき眠りに落ちる時)
 And you wake from your dreams to go dancing with the dead……
 (夢から覚め、死者と踊り戯れる時……)






2009⁄11⁄23 00:00 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)











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