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 Why So Serious? 『サマーウォーズ』


SummerWars

『サマーウォーズ』

 映画を、観るのよ! 流石にこの年齢で独りでアニメを観に行く(それもかなりわくわくしながら)のは、世間体というものが……という理性の声など最早私には届かぬ。届かぬのだ。それぐらいわくわくしながら観に行った、あの夏の日。

 時系列を引っ掻き回して本当にすまない。

 これ、大方の人の言う「大家族って案外いいよな」って話……の皮を被った、男の子たちが誰かに承認される話じゃないか? クラッカー(?)と戦う3人の男の子たちが、全員どこかで傷を負って、それをどうにかしていくって話だったように私には思える。

 その現場が大家族だったりネットを含めた人のつながりだったりするわけだけども、焦点はそこかなぁ。

 主人公は数学オリンピックのチャンピオンを逃すし、キング・カズマって言う、ネットでのちょっとしたヒーローはクラッカーにコテンコテンに負ける。侘助という主人公の在り得た未来のような男は貰われて来た子。

 この映画、婆さまが大きな役割を果たすというか、物語は彼女を核のようにして転がるわけだけれど、主人公は何故か快く受け入れられ、その体験を自分なりに噛み砕いて行き、キング・カズマは婆さまの影に忠実たろうとし、侘助は何か<証>がないと受け入れられないはずだ、という妄念と対決する。

 それぞれの闘いを通じて、保留も条件もなしで、受容される場所もあるんだよってことを言っているように私には思える。それで男の子が立ち直る話じゃないかなって思って、泣く。でも大丈夫。目の前に座ってたロンゲのリーマン、ダルそうに座席に浅く腰かけ、頬杖をつく振りして泣いてたから。

 何故断言出来るのか? 私もまさにそのような姿勢で誤魔化してたからさ!

 ついでに、夏のあの弛緩した午後の空気、あるいは夜明け前の締まった空気、陰影の濃さや、夜の何か秘密を隠してる感じ、圧倒的な入道雲など、「あーこういう夏を以前体験したような気がする!」という不思議な郷愁もとても素晴らしかったです。

 上記のような思いつきをどうやって説明しようか、と頭の中で組み立てながら原付を駆り、帰ろうとして、道に迷う。「確かさっき左折したからもう何回か左折すれば、見知った所に出るはず」というのは、儚い夢だった。心細くなるレベルで私の部屋から遠のいて行く。

 夏という迷宮は数多の入り口を持つが、出口を持たない。






2009⁄10⁄26 00:30 カテゴリー:感想と雑感 comment(0) trackback(0)











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