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 音楽だけが悪に拮抗する


KHOC

KREATOR / Hordes of Chaos

 もう年明けからずっと聴いてるKREATORの新譜でございます。やーもうかっこいい。

 ここ2作ぐらい、ドラマティックで普遍的な泣きが入ったアルバムが続いるけど、今回も基本的にその路線。ただ、まどろっこしい展開を廃し、汚い音質でギャンギャン爆走する曲、なんか「え、このメロディ、これで合ってるの?」と言いたくなるような独特なメロディラインを持つミドルの曲等、曲の個性が際立っており、脂肪が落ちて引き締まった印象。

 勇壮なイントロがばっちり決まってて、ラストにそのモチーフに再び帰る構成がかっこよすぎる"Hordes of Chaos"、変な刻みから泣きの爆走へ雪崩れ込む"Warcurse"、劇的な"Run Amok Run"(走れキチガイ走れ、とは)、じっとり始まって急にハードコア調になる"To The Afterburn"から静かなインストを挟んで"Demon Prince"が幕を開ける展開も素晴らしいったらございません。

 21世紀のご時世に思い切ったタイトルをつけたもんだぜ、"Demon Prince"。

 何時頃からかちょっと解らないけど、Mille Petrozza(速そうな名前だ。素晴らしい)は社会との軋轢に個が押し潰される様や全体主義や戦争やテロリズムについて、ほとんどオブセッシヴなまでに繰り返し歌うようになっているように思う。"Hordes of Chaos"の"chaos! everyone against everyone!"というサビはホッブスのリヴァイアサン?

 ……という読みに全く逆行するPVがもう、その、何て言ったらいいか。何で半裸のマッチョ勇者様が戦う様を見せられなくちゃならないのさ。お前、このPV作る時ちょうど『300』見てただろ。見たのをそのまま使ったろ。

 死屍累々と横たわるマッチョの死体の山の上で演奏するKREATORはちょっとかっこいい。

 ちなみに、前作の"Enemy of God"(名曲!)は隠喩を交えて戦争について歌った曲であると私は思っているのだが、"purity and innocence is killed"というサビに引っ張られてか、この曲のPVはKREATORを聴いた女の子が逆ペンタグラムを部屋の壁に書いたりsatanikになっちゃうという趣旨にしか見えず、こっちはこっちで大変酷い。

 Mille Petrozza、デヴィッド・リンチが好きとか言ってた気がするのになぁ……。






2009⁄03⁄30 23:45 カテゴリー:音楽の話 comment(0) trackback(0)











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