Happiness is overcoming your fears
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 That's my soul up there


 グループ長曰く。「友人の結婚式なんだろ? そんなの派手な格好していけばいいよ」とのご鞭撻を思い出す。私を見た同行の人間(a.k.a.天皇)の第一声:「ヤクザか」。新郎たる友人(a.k.a.隊長)の声:「なんて格好で来やがる」。

 流石に白のエナメル靴をはいて行くのはいけないことだって、頭では解ってた。

 隊長は私にデヴィッド・リンチの魅力を教えてくれた人だから、彼の結婚式と来ればきっとスピーチがテープの逆回転だし、ご歓談中、私が延々とエスプレッソをナプキンに吐き続けるし、勿論お色直しから帰ってきた当の隊長は何の断りもなく別人だし、そんな結婚式になるのではないか。

 式場に入ると、袴姿の隊長がほっつき歩いている。……新郎ってそんな気安いものだったっけ? 新郎御自ら「親族紹介があるから、受付を頼む」と言われ、何だか解らないまま受け付ける。俺クラスの服装選びに失敗した人間になると何だって受け付けるんだぜ!

 隊長は危険なくらい隊長のお父様にそっくりだった。お嫁さんが公民館で働いているからか、異能(自治体の生涯学習的な意味で)を持つお知り合いが多いらしく、妖しげな日舞を見せられた上に、オカリナ奏者が家から半径50メートルな装いで壇上に立つに至り、もうこれはそういう儀式なんだと思うことにした。

 年配の方が「マイ・ウェイ」を歌われたわけだが、伴奏お構いなしに自分の好きなテンポ、節回しで歌うからアンサンブルなど生まれようがないし、勿論「あなたが」という箇所をそれぞれ「隊長が」とか「嫁さんが」とか替え歌にする。来た。来たな。おっさんのイデア、おっさんをおっさんたらしめる当のもの――そんなドイツ観念論。

 最後に、人間らしい感情があまりない感じの隊長とは対照的な青年が「ゆさん、ゆさん」と親しげに話しかけて来るから誰かと思えば隊長の弟君らしい。「中学の頃、柔道部だったんですよ!」って言われて、不思議に思ったんだけど、そう言えば私も同じ柔道部にいたんだった。

 お車代なんぞいただいてしまい、「ああ、葉っぱを入れなくて本当によかった」と痛感すると同時に、クソ拭く紙程度のご祝儀しか入れられない程度の経済力を持つ実存であるところの私、「この車代とやらで、もし純益が出るなどという事態になってしまったら、死のう」と思い詰める。

 素朴でほんわかしたkvltだったなぁ。





2008⁄05⁄05 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)











コメント



そもそも、白のエナメル靴を「所有している」こと自体に疑義がある。

次は、龍をあしらった白ネクタイとか、乙女の黒髪のような黒スーツとか、そのようなところに力を入れてください。
(2008/05/06 10:51) URL | てんのぅ[ 編集]


今後はロシアン・マフィアっぽく、
キリスト教のタトゥーを全身に入れて、
神前式に臨みたい。
(2008/05/06 22:27) URL | ゆ[ 編集]



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