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 音楽だけが悪に拮抗する


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DIGITALIS / Syzygia

 ちょっと気を使った言い方で、でも心無く大袈裟に形容すると、今まで胸も裂けよとばかりに泣き叫んでいたというのに瞬きする間に今度は怪鳥の如き笑い声を延々上げ続ける、表情が豊か過ぎる子っぽいところがあったじゃないですか、1stから3rdあたりのKate Bushって。

 その頃のKate Bushの、音程が不安定に居心地悪く揺れる唱法を、ちゃんと声楽を通じて鍛え直して居心地悪く揺れる唱法へと昇華した感じの女性ヴォーカルとエモくてちょっとchaoticな楽器隊が出逢うという有り得ざる奇跡が、ここに。

 Kate Bush譲りの「あっひゃっひゃっひゃっひゃ!」って笑い声も聴けるよ!

 スピーディなバッキングにミステリアスなメロディが乗る"青い樹"が実に気持ちいい。この曲の天でも裂くつもりかと言いたくなるようなハイトーンを真似しながら、夜の闇を疾走して前の職場に出勤していたのは、最早思い出したくない過去であるが。

 "Myminerest"や"一角獣と少女"あたりのシアトリカルで生臭い薄暗闇の歌も大変堂に入ってて、聴き惚れちゃう。本家ほど本当にアレな人っぽくないあたり、意見が分かれそうだけど、人間健康であるに越したことはないし、こちらの丁寧にドラマを織り上げる手付きだって見事なものさ。

 淡い美しさの裏にあんまり触れたくないドロドロとしたトラウマ・メイカーを隠していそうな、「みんなの歌」的な"ユビキタス"を聴いていると、なんだか落ち着かなくなってくると言うか、結構本気で開けてはならぬ箱が開きかけてる感じがすキニシナーイキニシナーイ。

 ともあれ、"MEMORANDA"の「輝く夏に足を焼かれた」というひどく鮮烈な一節は、去年のある時期、ずっと私の頭の隅っこを支配していたよ。そして、その時に乗った列車の車内の匂いや駅前の公園の全く人の気配がない様子が、ふとした時に残響するのです。

 まぶしみてゐつ






2008⁄02⁄27 23:29 カテゴリー:音楽の話 comment(2) trackback(0)











コメント



>動物のお医者さんもわからない
soudana.

しかし、動物の方は、アフリカ好きの教授といった「不明確ながらも、一定のメッセージ性」が感じられる。

(動物のお医者さん+夏子の酒+もやしもん)÷2=毎日かあさん
(2008/02/28 02:02) URL | 本者の人[ 編集]


もやしもんにもキッツいのいるじゃねーかw
(2008/03/01 18:20) URL | ゆ[ 編集]



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