Happiness is overcoming your fears
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 That's my soul up there


 The road to hell is paved with good intentions.

 う~んとね、先日せっかく指揮系統が構築されたんだけどね、もう分断されたの! お客様から直接ご指名がかかって、なんだかそっちのチームで働くことに。なんかいつも険しい顔してる浅黒いおっさんから業務の説明受けてます。もぅ~。お客様怖いよ~。

 と言うか。この人手が足りてない状況下において、私がそっちのチームに行くってことは、手を動かす人間が減るということで。これを快諾した他社のリーダーってちょっと白痴なんじゃなかろか。四則演算出来てる?

 あわわ……悪くしたことに。手を動かすチームがこれで完全に分断された。開発が遅れているし、このまま個別撃破されてズルズルお客様の言うことを聞かされることになりそう。「体力的にはこっちのチームが楽だから。土日はちゃんと休んで」とか聞かされましても、やっぱり自社の人達が今まさに火炙りにされてるワケで……。

 勿論、懸念した通り、自社とお客様の両方から矛盾した要求を突きつけられる私はtrue。今日の今日かよ。もっと切羽詰った状況下においてそういうことになるって思ってこの期に及んで仕様変更来た。もう! 何がしたいのか私にちゃんと説明しなさいよ! そして死になさいよ!

 ついでにこのクソ忙しいときに新人研修会のサポートの仕事が振ってくる。el バカジャネーノ。


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2008⁄06⁄30 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 That's my soul up there


 お客様の理不尽な要求の盾になってずっと我々シタッパーズを護ってくれていた上司がついに倒れた。それどころか手を動かす人間がバタバタ倒れていっているのです。かく言う私だって――もう目の奥が痛いのか頭が痛いのか肩が痛いのかよく判らないから労われ。

 そんな中、お客様の理不尽な要求を思う様浴びた営業さんの顔色がテラテラしてきている上に薄気味悪い笑みを浮かべている。このおっさんはもうダメだ。「俺、俺さ、会長で馴れてるから、この程度なら全然なんだよね! 物足りないって言うか!」「飴上げるから静かにしてて下さい」

 やんぬるかな。キツい言葉を投げかけられれば投げかけられるほどに気持ちよさが増して行く畑の人であるところの営業さん。おぞましいテンション。火に油を注ぐ形に相成った。「ゆ君ももうちょっと待てば出るよ! 寸志が! ボーナスとかないけど!」うるっせええぇぇぇえええ!

「もっと飴に集中して下さいよ!」

 華麗に終電を逃し、午前1時頃に荒廃した街に再び降り立つ俺たち。蕎麦を食べたよ。

「このスタミナ蕎麦ってのを頼むっス」
「……スタミナ……」
「うわ、色々入ってる……うぜぇ……」
「頼んどいてそれは……」

 そんなことより先輩、この写メ見て下さいよ。俺のギター、SGなんスよ。俺、このプロジェクトが終わったらバンドやるんスよ。超速いヤツ……。





2008⁄06⁄29 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 The road to hell is paved with good intentions.

 ここにきてようやくチームが再編され、指揮系統がある程度整った。

「モチベーションとか、どうスか」
「……上がった」
「……俺もス」

 でも仕事は普通に12時越えるよ?

 今まさに会社を出ようとす。下りのボタンを押してもなかなか反応しないエレベーターに業を煮やして地団駄を踏み始めようとしたその時、階数を表示するランプがゆっくりと昇順で動き始めたのである!

「エレベーターキター!」
「キター!」

なんだこのテンション。

 そのテンションのままうふうふ言いながらタクシーで帰宅途中、友人から自殺を仄めかすメールが入り、ストレス値がリミット・ブレイクした。あー、私、1回でもそういうことしたヤツは見下していい人間箱に格納しちゃうから、今後あまりまともなコミュニケーションは取れないと思われますの。





2008⁄06⁄28 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(4) trackback(0)







 That's my soul up there


 Only the Akiba die young

 秋葉原の大通りから一つ狭い路地に入ったところ。暗視スコープだかよく解らないファンだかをそれはもう愉しげに物色している定職の判然としない(あるいは、定職などないかも知れない)おじさん達のいい感じに垢染みた面構えときたら、君、ちょっとしたもんだぜ?

 何だか肌がぬらぬらしてきた!

 あと、秋葉原の駅を出てすぐすれ違ったDEATH ANGELのTシャツ着てたお前。お前な、私に勝手に仲間扱いされてるから。『Art of Dying』も『Killing Season』もいいアルバムだよね。好きなことと得意なことが自然に重なってる感じでさ。

 あとメイドさんとかいたけど、なんて言うか、街に溶け込んでて、あまり奇異な感じはしなかった。そんなことより看板なりポスターなりが見るからに異常だったし、ケバブの店も不自然に多かった。こんな近接したとこにケバブ店が2軒も3軒もあったらゴリゴリのレッドオーシャンだろうに! Tokioってバカなの?

 東京で美味いビールを飲ませてくれる立飲み屋って店に連れて行ってもらった。「HOLY TERRORマジtrue」とかMAN IS BASTARDとかdoomの話とかパソゲ/ラノベ界隈をラディカルだと思い憧れていた時期があったとかDISCHARGEのプレッシャーが苦手とか(私はDISCHARGEをNEUROSISばりに重いバンドだって思ってるよ。いや、順序逆なんだろうけどさ)、そういう話を肴にチルる。

 帰りながら「あ、そうか!」って唐突に思いついた。ピコーン! このクソッタレ・プロジェクトをエポケーしてみる。ここにおいて私が生き残ることを勝利条件に設定してみる。そのために周囲の親しい連中をサポートして、可能な限りみんなをハッピィに保つ。そのために作業員同士の横のつながりを強化する。これはいざというとき助けを求めるため。

 プロジェクトが利潤を生むか否かについては(会社に知れるとこっぴどく叱られそうだが)埒外とする。そこは私の戦場ではござんせん。そこらへんの経営的な問題に気をもむ人って、管理職とか、そういう連中に任せるス。いちいちこっちに面倒な情報降ろすな。いや、知りたいけど、取り合えず今のところ無理。

 そうと決まれば何となく元気になってきて、連日のコンビニ弁当で虐待し尽した身体のために汚い中華料理屋に入って水っぽいレバニラ炒めを食べる。やっぱりちゃんと食べてないとなー。せっかく身体を気遣って得意でもないレバーとか頼んだのに、水っぽいなんて酷いぜ。





2008⁄06⁄27 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 akiba as really akiba things

 なんとか休みをもぎ取った日曜日。このまま寝ていたいけど、夜に自刃を視野に入れる程度落ち込みそうなので、這ってでも外に出る算段を建てる。具体的に、Sakusyaさんに秋葉原に連れて行ってってお願いした。お風呂に入って、歯を磨き、コンタクトを入れて健康ドリンクをキメたあたりで、なんとか人間らしい気分に。

 待ち合わせ場所に向かう途中、いつも通勤中美味しそうだなって思ってた駅のスープ屋さんで今日始めてのご飯。スープの味が美味しいってのは感じられるのだが、食道が嚥下をイヤイヤする。大概具合が悪いらしい。机にしがみ付くようにして、少しずつ、よく噛んで、自分の身体を説得しながらなんとか完食。

 いや、凄く美味しかったんよ?

 いい加減髪が伸びてきて私の生来のもっさり感に拍車をかけ始めたので、帽子とか欲しいなって、そう思ったのだがそれを何処で買えばいいか皆目見当もつかないし、そもそもどんな帽子を買えばいいのか解らない。水泳帽? 「街は弾くべき鍵盤が多過ぎる」って言ってリタイアするピアニストの話が、昔あったね。

日が経てば何もかもが
思い出に変わるよというよな奇麗事などは
あまりにも出来過ぎた話に聞こえた

点いたり消えたり忙しい明かり
ホントを言うなら、もう疲れちまった


 途中、電車の中でkamomekamomeを聞きながら両手に顔を埋めて瞑目とかする。なんか上記の詩がもの凄く腑に落ちる感じがした。いや、しょうじきしんどいス。突然話変わるけど。私『事切れ手鞠唄』に限らずここのドラムってハイハットで歌ってるみたいで大好き。そこに「タン!」とスネアをまさにカクアレカシとばかりに"置く"ように鳴らすのがかっこよくてさぁ。

 Sakusyaさんと合流。「VENOMのTシャツだからすぐ判った」とのことで、殺人鬼の本とノイズの啓蒙書的なものを手渡される。VENOMのTシャツは乙女のたしなみ。お洒落 is VENOM, VENOM is お洒落、people = shitなのです。





2008⁄06⁄26 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 That's my soul up there


 なんとか終電を逃さずにすんだはいいが、おっさんが駅の柱にもたれかかり、非常に機械的に嘔吐しているのを視界の端に捉え、なんだかもうこの世界が実に奇妙な場所に感じられ、なんとなくBRUTAL TRUTHのアルバムを聴きたくなった。こういうとき、出張って不便だ。

 「俺らのうち、誰かが倒れてもいいように、報告のメールは4人に送って」もう、なんだ。そういうno nonsenseなフェイル・セイフを設定しなきゃならないレベルの火事場だよな、ここ。なんとなく、ロバート・フロストの"Stopping By Woods On a Snowy Evening"って詩が脳裏をよぎる。

Whose woods these are I think I know.
His house is in the village though;
He will not see me stopping here
To watch his woods fill up with snow.
My little horse must think it queer
To stop without a farmhouse near
Between the woods and frozen lake
The darkest evening of the year.
He gives his harness bells a shake
To ask if there is some mistake.
The only other sound's the sweep
Of easy wind and downy flake.
The woods are lovely, dark and deep.
But I have promises to keep,
And miles to go before I sleep,
And miles to go before I sleep.


 眠りにつくまで、あと数マイル、か……。ストレスを感じてはいるがストレスを緩和する暇があったら眠りたい今日この頃、隣人の歯軋りは相変わらず元気。「いいものは変わらないんだ」って、ある小説で言ってたけどよぅ。この状況下では壁パンチを押さえることに精一杯でよぅ。

 今日はそれに混じって何かスンスン音がする。なんかこう、辛いことがあってすすり泣いているのであれば、やっぱり手を差し伸べるべきだったり、その手を差し伸べるべきは最も距離的に近い私だったりするのかなって、そう思って逡巡していたら、シャックリだった。

 もう…もう、俺! じ、自分をコントロール出来ないかも!





2008⁄06⁄25 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 death march in Shibuya

 「協力会社ノ女ノ子トソノ上層ガ近クデ口論シテテ、オ腹痛イ」とはロボっぽい人間ではなく限りなく人間に近いロボットであるところの先輩Bのお言葉。先輩B、ああ見えて硝子のハートの持ち主っぽい。繊細回路まで実装しているとは、なんと精巧な。もうこれって神に対する挑戦じゃない?

 うん。話は変わって。その協力会社の女の子が喫煙室で「あいつ、てんで使えない! あたしがリーダーやった方が早いじゃん!」って気炎を上げていたのをなだめたりしてたの、私だから、大概なことになってるんだなってことは知ってはいたよ。「御社の人たち、みんなうちに来ればいいのに!」とのありがたいお言葉も貰ったよ。

「あたし、歳も一番若いし、リーダーとか、風当たり強いかな。御社もイヤだろうし」
「大丈夫! うちの連中、多かれ少なかれマゾヒストだから、むしろそれご褒美です」

 オイ、部長! 俺ちゃんと営業してやったぞ。そこんとこ、査定に入れとけよ! そんなこんなで周囲で一大共生圏が気付かれつつある昨今。全く別の部署の関係のない会社からも「御社、今日も遅いんですか?」と声をかけていだだけるようになってきました。

「ああー。left joinなんて単純なことが出来ねー」
「暇があれば見ましょうか?」
「クエン酸! クエン酸! 疲れたらクエン酸ですよ!」

 声をかけあってみたり、お返しに干し梅を配ってみたり。干し梅、当社の休日出勤している3人が3人とも出社時に買ってきてて、捕虜の間でタバコが貨幣として流通しているっぽい感じの扱いを受けてる。干し梅、美味しい。栄養ドリンクを差し入れてもらった。暖かい。<心が篭っている>って意味じゃなくて、ガンガンに稼動してるパソコンの横に置いてあったものだから、もう物理的にヌルい。

 暖かい栄養ドリンクって、すげー味するんだな!





2008⁄06⁄24 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(7) trackback(0)







 That's my soul up there


 death march in Shibuya

 このクッソ忙しい時期に疲労度チェック機のモニターになった営業さんの話。えっちなこと考えると何かメーターが上がるらしい。「で、さ。逆に俺、社長のこと考えてみた。そしたらメーターがガターンって下がるんだよ! ははははは!」

 ダメー! 社長とエロを同じまな板に乗せちゃダメー!

 当プロジェクト、当社本部で大問題になっているらしいとは聞いていたが、最大の問題プロジェクトとの認可が下りたらしい。偉い人たちがTokioに来て何か動いているとの噂を聞き、先輩Aともども「課長が視察に来てくれたら、一緒にドラマティックに倒れましょう!」と打ち合わせする。

 部長がShibuyaに来ているとのことで、不肖、わたくしめが会議で忙しい営業さんの代わりに駅までお迎えに馳せ参じるのです。何度か危険な目にあいながらも、どうにか合流出来た。「ゆ君に冷たい飲み物でも」そんなことよりうちのリーダーや先輩たちを助けてあげて!

 でも下らないコーヒーと下らないサンドウィッチはご馳走になる。ご馳走になりながら「みなさんにも営業して欲しいんですよね。いや、物を売るとかじゃなくて、笑顔で挨拶するとか、そういう風に我々が動き易いように下地を作るって意味で」うん! 挨拶大事! それよりもリーダーや先輩を! 「ん? 今日はこれからShinjukuで他の会社と打ち合わせです

 お前、何しに来たんだぜ?





2008⁄06⁄23 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 See the soldiers fall one by one

 営業畑の偉い人が客との間に立ってくれることになり、事態がちょっと好転しそうかもー。頼れるぜ。流石に年季が違うぜ。「ほらほら、俺の携帯、アンテナがついてるんだぜ。いいだろー? こうすると……アンテナが伸びる!」でもこのおっさんうるせええええええええ!

 貴方が「え~、ゆ君の隣イヤだなぁ。口で負けるから、虐められるもん」と協力会社の人との会議中に漏らしていたこと、私はちゃんと聞いてたよ。だからお望み通りのことをするよ。体調が優れないらしく、時々激しく咳き込む営業畑の偉い人。「大丈夫ですか!? のど飴の包み紙要ります?」

 暑い夜、ビールを飲み干したみたいな爽快な表情されたので、この人は危険なレベルのマゾだって思った。

 でも、氏が持ち込んでくれた明るい雰囲気に我々、ちょっと助けられてます。ズタズタになった指揮系統をまとめるために、毎日進捗を管理してくれるのもありがたい。ただ、この火事場に投入された新人君の進捗を私に聞くのはご勘弁願いたい。人の管理までは出来ないぞ。

営業さん:「あいつ、今日何してたの?」
ゆ:「<健康な男の子が大好きなこと>じゃないスか?」
営業さん:「健康な男の子が……書けるかッ!」
ゆ:「じゃあ、環境構築とかでいいでしょ」
営業さん:「いいね~。午前は環境構築、と。午後は?」
ゆ:「<健康な男の子が大好きなこと>」
先輩A:「5時間も……! 念入りに……!」

 あわわ……客先で下ネタはダメだよぅ……。





2008⁄06⁄22 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 That's my soul up there


 The road to hell is paved with good intentions.

 プロジェクトリーダーを務めていた他社の人間が体調不良だかなんだかで来なくなったし、鬼軍曹みたいなマネージャーもついに倒れた。指揮系統が分断され、各作業員ごとに持っている情報がバラバラで、動けば戻り工程が発生し、しかし動かずば作業がうず高く積まれ続けるというまさに悲劇的な様相を呈し始めたプロジェクト。

「御社の人たち、みんなタフですよね」
「いやいやいや、御社に言われたくねーよ」

 徹夜中、喫煙室で生まれる社を超えた連帯感。前線で作業させられてる連中による前線で作業させられてる連中のための、プロジェクトや上層部ディスり放題タイムの始まりです! どうやら先方の上層に変なのがいるらしい。そいつか。先輩Aや先輩Bの稼動に火を注いでるヤツは

 ちなみに先輩Aから零れた仕事を引き受けるのは不肖私!

 独断専行で動き、客に押し負けて倍の仕事を抱えて戻って来て、下に丸投げしているとか。見得とかプレッシャーとか、色々問題もあろうが、そっちを優先して保身に走ったってことだけは覚えとく是。別に危害を加えるつもりはないけど、忘れない是。

 お陰でこちらはどう考えても回らない仕事を押し付けられ、寝る暇どころかもう物理的に文字通り時間がない状態で作業に追われてるんだよ。末端の作業員 as 私あたりはうちの会社のリーダーが盾になってくれてるお陰で精神的にはまだ楽だが、キツいのはリーダーで、罵声を浴びながら下を護って下さっているのだぞ。

 そこにきて我々の半分も働いていない派遣の人間が「ホームレスになりてー」だの「いいんスよこんなの適当で」だのうるせぇ。このプロジェクトが一段落したら、お前は前歯どころか鎖骨も折る。





2008⁄06⁄21 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 That's my soul up there


 death march in Shibuya

 このプロジェクト、本社で大問題になっているという情報を入手した。やぁ、トカゲの尻尾切り的な扱いを受けてないで、何より。俺たち、全員頭痛を訴えてて、これ以上長くは持たないって時、増員が決定したそうだ。

「サボってないか見に来たよー」

 トイレの個室で瞑目し、体力回復に努める。で、帰ってきたら。会長に怒られるのは一日1時間までと決めてるとのたまう営業畑の凄い人が何だか職場に来てて、ちょっと涙が出そうになって、「ああ、私、安心してるんだなぁ」って思ったのが先日。その後のことがあんまり記憶にないけど、多分沢山エンター押してた。多分ね。

 朝来てみるとヌラヌラした顔をしてる営業畑の凄い人。「昨日会長に電話で30分ぐらい説教されちゃったよ!」貴方、その日はTokioに移動しただけじゃないか。説教される要素が何処にもないよ!「へへへ……5年前の出来事を蒸し返された」

 そしてどうしてまんざらでもないみたいな顔してんだよ。

 社を挙げて撤退という選択肢も考慮されているらしく、上の人たちが色々動いているらしいと聞いて、もうちょっと頑張れるって言うか、ああ、これで後顧の憂いなく倒れられるって思った。

 あと、増員との名目で本社の人間に先立って投入された派遣の人が「俺、ヤバくなったら逃げますから。作業? 適当っスよ」などと何故か自慢げに吹聴しているのだが、こいつは前歯を全部折っていい畑の人間?





2008⁄06⁄20 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 death march in Shibuya

「大丈夫ですか? ここ、どこだかわかります?」
「五反田」

 この先輩Aはもうダメだ。「大丈夫ス。まだやれるス」職場より霊安室にいるほうが自然な顔色の先輩A。変にスキルがある上にとても人あたりがいいから、多方面から難しい仕事を振られ、首が回らない。あんたが辛いって言ってくれないと、私が辛いと言えないのだが。「地獄への道は善意で敷き詰められている」とはよく言ったものです。

 直近振られた仕事が同じようなタイミングで片付き、隙を見て帰ろう帰ろうと駄々をこねる私。このプロジェクト、あっちこっちでガタが来てるから、自分の仕事を終えても他の人の仕事が22時ぐらいに回ってくるんだぜ。早く逃げなきゃダメだぜ。

 ちなみに先輩Bは他の部署がこなせなかった困難な作業を振られ、密に話を聞かなきゃ全然作業のイメージが掴めないからとの理由で、他の部署に連れ去られちゃいました。先輩B、初めて会った時、怖かったなぁ。
 「みんな一緒に帰れるなら帰るけど、でも……先輩Bさんの稼動もキツいし……」とゴネる先輩A。もう俺ら、ここにいても仕事にならない疲労度じゃないですか! 「判りました。今日はもう帰りましょう……あ、でも報告書書かなくちゃ」急いで、先輩A急いで! カタカタとキーボードを打っていた音がはたと止み、まだこの人帰るのを躊躇っているのかってちょっと呆れ……寝とる。

 全員が自分以外の人の心配をしながら消耗していきます。





2008⁄06⁄19 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 The road to hell is paved with good intentions.

 先輩Aが蒼白な顔で戻ってきた。ただでさえ仕事が回ってないのに、ここに来て一週間のうちに運用試験まで済ませろという通達が行われたらしい。「こんな切羽詰った仕事は、うち、始めてで……相当キツいことになると思うけど、ドンと構えて体調だけは崩さないように……大丈夫。これまでもなんとかなりました」

 フムン。自由に使える自分の時間が朝起きてからの数分というおぞましい生活が続き、どうも仕事がキツいなって思っていたら。……これが世に聞く火達磨プロジェクトってヤツですか。いよいよもってヤバいらしい。こういうのって、物語の中の出来事か過去の蛮行の爪痕だとばかり思っていた也。

 Tokioに来て20日ほどの時点で稼働時間が300時間を超え、土曜日をぶっ潰して行われた月例ではリーダーを務めているおじさんがプロジェクト報告中、嗚咽を漏らす始末。みんなして車道に転がった猫の死骸を見ちゃったみたいな空気に包まれる会議室。あ、勿論月例の後は風のように客先に戻り、作業再開です。今更だが、とんでもない所に放り込まれちまった。

 俺、このプロジェクトが終わったら、FUCK岡の本屋のお姉さんにプロポーズするんだ。





2008⁄06⁄18 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 That's my soul up there


 Shinjuku of Meggido

 そこらへんをダラダラ歩いて、Shinjuku中央公園なるところに行く。エルサレムと書かれた女性ボーカルに男2人のユニットが何か歌ってた。アイドルなり歌手なりを目指すにはちょっとスタートが遅かった感じの女性と、サラリーマン風の男性と、よく判んないの一人

 「戦え! 戦え! 戦いとは祈りである! 呆れ果てるほどの戦いの末、神の国は降りてくる! イェルサレムは降りてくる!!」とか、そういう歌じゃなかったので、metal諸兄におかれては地団駄踏め踏め。

 その中央公園に滝があるんだけど、そこ、特撮モノとかでよく見る場所だった。それどころか『低俗霊 daydream』ってマンガで大変恐ろしいことが起こる場所だし、虹裏格闘ゲームの舞台でもあった気がする。フィクションが現実を侵食しとるぞ!

 勿論、俺たちはmetalだから、Shinjukuのディスク・ヘヴンっていうmetal専門店に連れて行って貰うんだぜ。KREYSONの2ndはあるわ、PHANTOMは平積みされてるわ、という地獄 as hellなお店。見も知らぬバンドのポップに「初期ICED EARTH型!」とか書かれてて、その文言で価値判断が出来ちゃうあたり、俺たちってそうなんだよ、うん。

 マハトマって名前のバンドの『狂気のスラッシュ何某』ってアルバムがあったのには目を覆った。なんだそりゃ。韓国のバンドらしいが、韓国ではマハトマ・ガンジーはカリギュラとか見たいにbrutalな存在なのか。

 イタバシさんのホームグラウンドらしき高田馬場なる場所に移動したのだけど、妙にインド料理屋さんとかが多いな。駅から目的地まで歩いてるだけで、4,5軒ぐらいあった。日本人って、インド料理を日常的に食べる人種じゃないし、こんだけ密集してたら無茶苦茶なレッドオーシャンなんじゃないの?

 で、連れて行ってもらった店はトムヤムクンに麺が入った、ラーメンに似た何かの店。そりゃもう美味しかったのだけど、Tokioには普通のラーメンとしてのラーメンの店ってのはないのかって心配になった。いや、別にラーメンに執着心があるワケじゃないのだが、こうもアクロバティックなものを次々繰り出されると……。

 帰り際、イタバシさんの演っているブラジャラスってユニットのCDを2枚も手渡される。ブラジャーが基本コンセプトのユニットだよ! 1stを思い出すと、猪突する楽器隊にリズミカルに言葉を載せて行くやり方が、jap-coreっぽいなって、思った。

 jap-coreとか、あんまり知らないけど、そう思った。





2008⁄06⁄17 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 幸せの鐘は鳴り響き、僕はShinjukuのふりをする。

 休みだからイタバシさんに遊んでもらった。Shinjukuで待ち合わせということになった。畜生、またShinjukuか! 今度は西口地下改札という場所を指定される。数秘学的に10は完全数なので(十字架を示す4も完全すうであり、1~4を足すと10になるあたり、超完全)、西口目掛けて猪突。

 改札を出て少し歩いたらまた西口改札がありやがる。

 もうダメだ。こんな複雑な問題、私の手に負えるハズがない。九州の田舎から出てきた水飲み百姓が一人前にShinjuku駅で待ち合わせしようなんてのが、土台無理な話だったんだ。途方に暮れ、イタバシさんに助けてコールをする。

「東京ったなおっがねぇとごろだな(東京とは恐ろしいところですね)」
「んなこつ(そうですね)」

 Shinjuku駅の長~いコンコースを歩きながら「今だからこんな動く歩道とか飲食店とか並んでるけど、12年前までは家なき大人たちのダンボールハウスが並んでいたんだよ」と説明を受けた。……あれ? どうして私、その光景を見たことあるんだ? 頭を捻ることしばし。ああ、革命家ごっこしてた時、国会デモに行く途中見たんだ。

 あれ、12年前かぁ……。

 「地方から来た人は都庁とか見たいかなって思って」そんな計らいで都庁を見に行くことになった(わっちらのくに、バガにすんでね!)のだが、これがもう。地下を歩いてるはずが空が見え、2階に上がっても地面がある。なんだこの超構造。こんなのダンジョンみたいな建築を普通に受け入れてるあたり、オタクとかより一般人のほうがよっぽどゲーム脳だよねって話した。

 さて、都庁。お役所見て何が愉しいのかって思ってたけど、こりゃ凄い。エレベータが1階か2階か45階にしか止まらない。軽く気圧で耳が痛くなるし、建物の構造ときたら『BLAM!』みたいだし。テロ対策がどうこうって書いてあったけど、こんな要害、二度同じ経路を辿る自信もないから、大丈夫じゃない?

 高っ! 都庁高っ!! 晴れてる日はここから熊本城が見えるよ!





2008⁄06⁄16 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(4) trackback(0)







 That's my soul up there


 Still not geeky enough, still not nerdy enough.

 Shibuyaをして若者の街とか呼び習わすことがあるようだけど、行ってみれば私レベルのオタクでも普通に溶け込める感じで、「Shibuya大したことねーな」って思ってたんだけど、いやはや。始発で帰ろうとして自分の認識の甘さを実感した。

 右見ても左見ても夜通し遊んだ後のクソガキだらけだー!

 と、申しますのもね。スケジュールの関係で終電で帰れなかったんスわー。いい加減脳も働かず、モリモリ絶対動かない感じにコーディングをこなし、思った通り何処が悪くて動かないのか解らないレベルのものが組みあがったのが午前6時。「1回帰ります!」と駄々をこね、駅まで歩いたワケだが、上述の通り。いやはや。

 午前7時に部屋につき、お風呂でチャプチャプした後、一週間分の洗濯ものを片付け、3週間ぶりにスーツをクリーニングに出したあと、1時間かけて出勤すると先輩Bがもの凄く良い姿勢で働いていた。うん……どんなに精巧に人間に似せて作られても、骨格が鉄だし関節の稼動域もね……。

 金曜日の9時から働き始めて、作業がどうにか終わったのが土曜日の20時。勤務表の作業時間を見ながら笑い転げていると、先輩Bが覗き込んでくる。「このプロジェクトもいい加減辛いよな。毎日残業5時間とか5時間半とか、11時間とか。……ッ!?」

 なんという――人間っぽいリアクション。

 「やぁ、こんな時間に帰れるなんて♪」ってワクワクしている自分が決定的に間違っていると気付く。いや待て、そもそも休日出勤じゃないか。でも休日だしちゃんとした服はクリーニング出したしってんで、散々な格好で仕事してやった。今度はVENOMのTシャツで仕事してやる覚悟しろ。

 一日ぶりに寝るぞ! と意気込んで帰っているところ、寮の近所でリーダーを見る。何やってンすか。徹夜ということは会社に泊まりということで、借りていた宿に一日帰っておらず、その日の宿代も当然払えていない。その結果どうなったかと言うと、荷物を全部捨てられていたそうだ。すげぇ!

 FUCK岡だったら家賃滞納3ヶ月ぐらいまでは平気なのに。





2008⁄06⁄15 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


  God's in his heaven all's right with the world.

 起きて10分ほどボーッとしたあと、終電/あるいは終電後、寝るまで仕事してるよなって、ある日はたと気付き、「なんておぞましい生活だ!」ってちょっと震えた。そりゃあ先輩Aも土気色だか蒼白だか、腐った土みたいな顔色になるし、先輩Bの電池も切れるし、私もテンションが上がるわけだよ。

 そんなこんなで終電で帰るか、ギリギリ終電を逃してリーダーにタクシーで送ってもらうかという生活。タクシーで寮に向かっている最中「あ、ここ先週ぐらいに歩きましたよ!」と妙に元気が自分が呪わしい。ほら、なんて言うかmetalってギリギリ限界で、演奏が破綻寸前とかの時が一番キラキラしてるじゃない?

 でも終電で酔漢だか何だかがバタバタと倒れてるのを見ると、こう、えも言われぬ気分になるぜ。「ご気分の優れないお客様」とやらを搬出するのに大忙しな駅員さんとか、背後で「ダーン!」って大きな音がしてびっくり振り返るとおっさんが倒れてたりとか、なんて言うか、みんな大変ね。METALLICAで一番好きな曲は"MOTORBREATH"なのだけど、この曲のサビはこんな感じ。

Motorbreath
It's how I live my life
I can't take it any other way
Motorbreath
The sign of living fast
It is going to take
Your breath away


 で。もじゃもじゃした感じの男が、もう一人のもじゃもじゃした感じの男を抱きかかえるようにして電車に乗り込んできたんだけど、どうにも血とクソの詰まった袋ぐらいグニョグニョになったそいつを、ある程度素面っぽい方のもじゃもじゃが老いた鶴のように庇っている姿が大変に麗しく、ゲイのカップルの受ける社会的軋轢/それにドライヴされる純愛という見立てを行ってみた。

 そんな中、ついに念願のSUICAだかPASMOだかを手に入れたぞ。「定期欲しい! なんかみんなが改札口で財布をかざしてピッてするヤツ!」と駄々こねる。私はそれをSUICAだと思ってたけど、PASUMOらしい。そこらへんのややこしい事情は専門家にお任せするとして、いやもう快適。

 上述のような生活の中「うん、いい買い物をした」とほくほくしちゃったよ。





2008⁄06⁄14 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 God's in his heaven all's right with the world.

 隣人の歯がいい感じに削れて来たのか、あれほど私を震撼せしめていた歯軋りの音があんまり気にならなくなってきた。それにつけても毎晩歯軋りとかよく飽きねーな。馬鹿だから毎日同じことしててもハッピィであるとか?

 ……なんて、そんなことを夜中に考えていたりするから寝坊した。初寝坊 in Tokio。バカバカ! 電車は気の利かない子だから、「遅れ気味だから急ぐ」という私たちが無意識的に行えるようなことが出来ないんだぞ! 先輩Aに先に行って下さるよう連絡し、こちらも急いで部屋を出る。

 電車の中で間に合うか間に合わないかドキドキしていたお陰もあってか、就業時間10分前には職場に着くことが出来た。電車の中のテンションのままパキパキ仕事の準備をしていると先輩Aが到着。先輩A、私より早く出発して同じ経路で来たハズなのに。時空の捻じれが観測された

 俺たち、日頃の激務に苛まれて死にそうなぐらい息切れしてるぜ。

「10分ぐらい寝た方が効率いいと思うんですよ」
「そうですねー」
「そんな訳で、寝ます」
「あ、はい……」

 先輩Bの電池が切れた。まさか出向先で就業時間中机につっぷして寝るということがまかり通るとは。先輩Bの抑揚に欠けた話し方について。ロボットっぽい人だなって思ってたけど、最近、最先端の技術で人間を模して作られた、すごく精巧なロボットなんだって気付いた。

 ちなみに先輩Aの一人称は<うち>。

 普段ぎこちなく「私」と言っていたのだけど、このレベルでプロジェクトが火を噴き始めると、どうにもみんな怒りっぽくなり、素が出るようで「うちの言ってること、解ります?」って怒られちゃった。怒られたことよりもかわいらしい一人称のほうに意識を取られた!





2008⁄06⁄13 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(4) trackback(0)







 That's my soul up there


 God's in his heaven all's right with the world.

 東京に来てて福岡に帰るって知り合いがいて、なんだかその見送りに行くことになったのだが、そもそも何故私にご指名がかかったのかいまいち把握できていないから、全編(全編?)通じてこれキョトンとした顔で部屋を出て電車に乗り、空港に行くのです。

 約束の時間に空港に着いても、約束には遅れた。

 昼食を一緒に食べることになり、私としては意味の解らない(もしくは意味なんてない)フードコートで意味の解らない(もしくは意味なんてない)食べ物をもそもそ詰め込むようなものをイメージしてたけど、先方はお蕎麦をご所望とのこと。親子丼とざる蕎麦のセットで1400円也。来た。来たな。

 飛んで行ったり飛んで来たりする飛行機をボケーッと見ていたら「飛行機があの形で飛ぶのは解る。だけど、あの形で走るのはおかしい」という実に的確な問題提起が成された。確かに、あんなこふざけたナリの巨大な物体が陸をビュンビュン走っているのってどう考えても間違ってる。間違ってるぞ!

 私の父が出張する際、母に連れられて見送りに行き、このように離着陸する飛行機を見ていたことを思い出す。いや、思い出すって言っても、そんなに鮮明に覚えているわけじゃないのだが。物心つく前後、母に「よく見送りに来たんだよ。覚えてる?」と言われて育ったので、多分見ていたのでしょう。

 見送りを無事済ませて、友人宅に向かうも、一向に友人宅のある駅に着かんぞ。特急だか快速だかfaster than the speed of lightだか知らぬが、降りたい駅を尻目に空港⇒都心、都心⇒空港と0か1のピストン輸送を3回繰り返されてるとじんわり絶望感が広がってくる。

 日曜日の田舎の電車って目的のない地獄のようだわ。

 4回目の乗車でついに友人宅のある駅に降り立つことが出来た。エアコンの施工を見学し、さて近所の焼き鳥屋でお酒でもと思ったら閉まっていた。それにしても焼き鳥屋の名前が『大空』って、微妙にタブーに触れるよね。牛と牛肉の中間を上手く意識化出来ないって感じのと同じ構造で。

 そんなワケで、近くのスーパーでお惣菜を買い込んで、食卓に並べ、ビールで乾杯! やぁやぁ、お久しぶり。私たち、なんとかこの歳になるまで生きてこれました。お互いあともうちょっとの間頑張ろーぜー。





2008⁄06⁄12 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 お前はShinjuku生まれ(アナカン的文脈で)。

「東京タワーの近くにジャーマン・ロックが妙に揃ってる店あるよ」
「AMON DUULとか?」
「普通にある」
「ああー」

……だの、

「営業畑の人って1のことを15ぐらいで喋るよね」
「合コンとかのどうでもいい話とかで『ヤベェ』とか」
「なんかもう全部『ヤベェ』かよって」
「それで話のトーン合わせなかったら『コミュニケーション能力ない』って言われちゃうんだ」

……だの、

「なんでホストってFF7みたいな髪型してんの?」

……だの。

 上記のように隅っこもいいところな話題でキャッキャ言ってたりすりゃあ、勿論終電なぞないワケだが。とりあえず、交番に入って、妙にフレンドリィな警察官に「梅屋敷(会社の寮があるところだよ)はどの方向ですか?」って聞いた。地図を見ながら教えてもらう「今ここだから……ここスね」わぁ、広~い。

「この大きな道をず~っと真っ直ぐ行くと着くスwwwww」
「はいwwwww」

 取り合えず、品川までは電車で来れたし、こう、左手に見える電車道から離れなければ「気付けばテキサス」とかそういうことはないだろって、そう思って歩く歩く。私クラスの徘徊野郎ともなるとな、タバコとBGMがあれば4時間までは余裕。

 ……でもあれに見える電車道だと思っていたものは、高速道路じゃないだろうか。1時間半過ぎたあたりで弱い心に押し潰される。間違った方向に一生懸命進んでいたってことか。どうしようテキサスに着いたらどうしよう。気風の良さそうな茶髪のおばさんがレジしてるコンビニで道を聞く。

 「ここから2駅ぐらい先だから、歩くよ~。この道を真っ直ぐ!」

 茶髪のおばさんが手刀をシュパーッ! 方向間違えてなかったからよかった! みんな真っ直ぐ真っ直ぐって人生のメタファーかよ。って言うか、今までの時点でもう8駅とか歩いてきてるから、あと2駅なんて誤差の範疇だ。

 ああ、でも――FUCK岡で平気で2時間とか3時間とか歩いてたのは、道を知ってるからどこでもギブアップ出来るからだったんだ。いつ着くか判らない/そもそも着くか判らない、そんな状況でこの規模の散歩はキツい。予期せぬ方向から寮が見えて来て、安心すると共に自分の方向感覚がどれほどあてにならんか痛いほど再確認したから寝た。





2008⁄06⁄11 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 プロテスタンティズムの倫理と資本主義のShinjuku。

 まぁ、オカマバーがあるんだからオナベバーがあるのは道理だよな。ただ、店頭の写真を見て「これ、本当に女の人!?」って驚嘆の声を上げるレベルの皮膚の下に脂が詰まってる感じのおじさんをうんざりするほど精密にトレースしたオナベの人という存在がいまいち腑に落ちない。突然だけど以下の数式を見ていただきたい。

<0.99999……=1の証明>

1/3=0.3333333……
3*(1/3)=3*(0.3333333……)



1=0.99999999……

Q.E.D.

 そんなおじさんなんて、雨と同じぐらい珍しくもなんともないじゃないか。元女の人ってのがファン的に重要なのか。言われてみれば、確かにちょっとナチュラル・ボーン・おじさんよりも清潔感がある気がするが、そんなの誤差だろ。誤差どころか0.9999999……=1なんだよ。解せぬ。

 散々に魂の位が低そうな連中が跋扈する通りを抜けて、傾いているように感じられる細い路地に入り、アジアン・ゴシックな中華料理屋で再び飲む。美味しいよ美味しいよ。ジョン・ウーの映画をして「中華食ってりゃ至近距離で9mmパラベラム食らっても死なない」と言われるのが身に沁みた。至言だぜ。

 でも何とかの脳とか何とかのペニスとかの本気中華は勘弁。ニポンジン、センサイダカラ。

 あと、そこの女将と思しき女性の、物凄く無防備で、最早意図も解らないような写真が仰々しく貼ってあったり、猫がウロウロしてたり、挙句の果てに毛沢東の写真がハート型に切り抜かれたりして、なんかもーなんかもー。小娘("クーニャン"じゃないよ)がアイドルの写真をクリアファイルに入れるみたいなトーンで扱われる毛沢東。

 さらに焼き鳥屋だかなんだかよく解らないが、容赦ない巻き毛とお洒落メガネの中国人小娘("クーニャン"だよ)がオーダーを取りに来る店で飲む。「オ前ハ"コレ"ナノカ」と十字を切るジェスチャーをされた。クリスチャンってことかな? 何を持ってクリスチャンだと思ったのかといぶかしんだが、アクセサリを見咎めたらしい。

 先述の通りチョウ・ユンファ的な気分だったので「俺は神を信仰してはいない。だけどここ(教会)の静けさは好きだ」って言いたかったけど、面倒だったのでその中国人のお姉さんが「串焼きとモツ煮込みでいいか?」みたいにゴリ押ししてきたのに素直に従って怒られてみたり。米つきバッタ as hell。

 「アナカンの"You're Gay"って曲はキャッチィだ」とか、「grind coreって、なんかお洒落方向に抜けれちゃうよね」とか、「David Lynchをデビリンとか言うと萌えアニメみたいじゃん」とか、「CAVE(シューティングゲームの会社ね)のプレゼン方法は狂ってる(声をかけてくる2m超級の黒人の手には『果し状』。あるいは太った女がぶんむくれて座ってるだけ)」とか、理想的なくだの巻き方をしながら夜は更けていきます。





2008⁄06⁄10 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(4) trackback(0)







 That's my soul up there


 Shinjuku From Hell.

 友人と無事合流し、タイ料理屋さんに連れて行ってもらえることになった。進行方向も解らぬレベルの人込みに紛れ、上手く傘がさせないのだけど、みんな難なくさしてるってことは、私にどこか欠けたところがあるのかって、ちょっと思っあの、ここKabukichoじゃないスか。

 三池崇監督の暴力臭芬々たる映画とかでよくここ見るよ! 坦々麺をもりもり食べてたチンピラがお腹を撃たれてそこらじゅうに坦々麺が広がるなんてことが日常的に行われてるところでしょ! きっと今頃、この区画のビルの一室にはガーターベルト姿の恐ろしい組長が手下に物凄く非人道的な命令を下してる。何だこの初めて来たところなのに妙に懐かしい感じは。

 どういうメカニズムかそこにいる間中、ずーっとアントニオ猪木のテーマが流れていた気がする。そして自分でタイ料理を所望しておいて何だが、そこを漫然と「生春巻きとかあるところ」、つまりベトナム料理屋と勘違いしていたため、「何頼む?」と聞かれても、もう私に出来ることなんて何一つ残ってはいないのです。

 何一つ、残ってはいないのです。

 変にスパイスに凝るくせに大したものが出来ない――それが男料理。私もご多分に漏れずナンプラなぞ買ってみたはいいものの、盛大に持て余した時期がございましてね(納豆にかけたりしたけどさ)。そのナンプラをふんだんに使った春雨入りの美味しい何かとかココナッツベースのカレーで何とかした蟹とか何かトロってなった鶏とか、凄く美味しかった。ナンプラはいいスパイス。

 瓶を逆さにして埋めて、水滴の反響する音を楽しむ神社に連れて行ってもらった。こう、黒人のガードマンが店先で睨みを利かせてる何かの店(香港ノワールかよ)とか中華な人たちが蠢く悪場所然とした悪場所の中に異次元が割り込むみたいにして出来する、暗く静かな神社。

 瓶を逆さにした何かの音はとても綺麗な鉄琴に似た音がして、なんだかガムランっぽかった。と言うか、むしろこの音を模してガムランが出来たのかな? Steve ReichとかKING CRIMSONの邪悪なジジィに思いを馳せてみたりしつつ本殿を除いてみると、うっすらとライトアップされた狐と思しき木彫りの彫刻。お稲荷さんでございましたか。

 雑然を通り越して最早gothicというか高次の調和を果たしちゃってる感じが本当に好きだけれど、魔都Tokioのこのバランス感覚が分からんぜ。この人間の薄汚い欲の渦巻く喧騒の中にあっても、移転しようとするとgrimなことが起こるから残ってたりするのかなぁ。それともヤクザ連中的に「狐さんKawaii! 尻尾もふもふ!」とかそういうトーンなのけ?

 油揚げ美味ぇwwwww





2008⁄06⁄09 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(5) trackback(0)







 That's my soul up there


 Deep In Shinjuku……縁あって初対面の人と最終的にアナカンの話をすることに。

 やほー! 振って湧いた週休二日! ここしばらくスケジュールがキチキチだったので、二日休めると知った日には何だか果てどない無限の荒野に直面したような茫漠たる心持ちに。2、3時間友人と会うだけで、人生の大半はFxxkin' O. Fxxkin' K.という安上がり体質な上に、ほら、お金と地理感がないし、こう。

 その日は妙に寒く、霧雨舞う日だったので、J.A.シーザーのお気に入り曲を編集して元気に部屋を飛び出したはいいが、さて、どうしようって話ですよ。待ち合わせの時間まではちょっと間があるし、私がいくら名状し難い感じにうごうごしてても溶け込めて、安価に過ごせる場所って何処だ。

 取り合えず、初見の場所においては宿命的に迷子になる私のこと。待ち合わせ場所に向かっておくか。J.A.シーザーの大仰で退廃的で高踏的な楽曲群を聞きながらShinjukuへと向かったのだけど、電車の中で<愚鈍なお子様のイデア>的な、小脇にスポーツドリンクの空のペットボトル(3本!)を抱えたデヴが、全然躾けられてない感じでのたうってるのを目撃し、BGMも相まってステージ・ダイヴも已む無しとばかりにテンションが上がった。

 Shinjuku駅には「東口」と「中央東口」なるものがあるらしい。待ち合わせ場所は「中央東口」。<中央東口>って音韻を秘教的な手続きで弄ると「獅子の紅く輝く心臓を刺す蠍の寝床」だから、東口の中央だろwwwってそっちにズンズン進んでるうちによく解らなくなってきた。

 取り合えずトイレに入ったら、超洗練された感じのトイレでびっくりした。なんかノワールな感じの映画で、ヤクザだかヤクザのトラブルに首突っ込んで怪我した主人公が、洗面台で傷の手当てしてそうな。あるいは裏切り者を拷問する前におっさんが顔をザブザブ洗った後、鏡に向かって「タフガイは誰だ? お前はタフガイか?」とか言ってそうな。

 困ったので台に乗ってる警備員さんだか駅員さんだかに道を聞く。魔都Tokioでは制服姿の屈強な男がこれ見よがしに台に乗ってるんだぜ。「何となく台に乗る」という職務を一生かけて極めんとする強靭な精神を礼賛す。まさか、「中央東口」が「中央口の東のほう」を意味していたとは。

 とりたててすることもないのでウロウロする。タバコが吸えてくつろげる場所って寓話にしか存在しない場所だったっけ? タバコが吸えないか、くつろげないか、もしくはその両方という店が立ち並んでおられる。「Tokioの飲食店は馬鹿げた値段設定」と脅されていたのだが、全然そんなことないじゃないって思っていた矢先、コーヒーセットが1200円という喫茶店を発見。

 ……病気だぜ。

 そうこうしているうちにゲームセンターを発見! 入ってみたら、対戦格闘ゲームで変に辛辣な攻めをすると筐体を蹴ったり灰皿が飛んで来たりしそうなところで、大層心安らかな気分になる(客層がそんなに荒んでなかったのもいい感じ)。ゲーセンの皮を被ったプリクラ屋なんてメギドの焔で焼かれちまえ!





2008⁄06⁄08 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(6) trackback(0)







 That's my soul up there


 God's in his heaven all's right with the world.

 会社と何とかって人が退職するらしく(寿? 寿?)、急遽呑みが開催されることになった。そんなこと言われても。俺達、毎日終電で泣きそうだし、当然下記の如きことになるワケです。

幹事さん「先輩Bさん、参加されます?」
先輩B「あー……そうねぇ……」

幹事さん「行きます?」
先輩A「……ちょっと……」

幹事さん「ゆさんは?」
ゆ「いやいやいや、無理でしょ」
幹事さん「ですよねー」

リーダー「行きます! 何時からですか?」
幹事さん「19時からですけど……厳しいですよね?」
リーダー「いや、大丈夫です」

 幹事さんを含めた全員の放つ「何言ってんのこのおっさん」みたいなトーンこそ白眉。呑んでる最中の途切れ途切れの話の行間を読むと、メンバーの疲労度を気にして、無茶なスケジュール組む上と喧嘩してくれる方みたい。そういう人を上に頂いたことがなかったので、とてもびっくりした。お前、今晩は沢山呑んでいい。

 職業倫理の話、これで聞くの3回目だけど、今晩はちゃんと聞いてあげる!

 そう言えば、数日前。突然上述のリーダーが定時をちょっと過ぎた頃に「帰るよー!」と騒ぎ始めたことがあったっけ。「リーダーがそう言うんなら……」とちょっとうろたえ気味に帰り仕度をする我々。帰り道、「ちょっと夕飯食べて行きましょうか」と提案する先輩A。俺達、凄く疲れてるから、夕飯は文字通り夕飯。カレーうどんを食べて帰ることにした。

 ……あの、カレーうどんって、うどんのだしを使って奥ゆかしい感じに仕上げたカレーだと思うじゃないですか私はそう思ってたんですよ。まさか噎せ返るようなココナッツミルクをベースに変な香草とか不思議な植物とかがこれでもかと放り込まれたスリランカ・カレーにうどんが鎮座してる不可解なもの出されるとは思わないじゃないですか。

 ゴルゴ13を煮詰めて宗教者っぽくした風貌の先輩Bが注文したのは「トマトカレーうどん」。もう何が何だか解らないものが平皿(?)で出て来た。前掛けを律儀に着け、素晴らしく良い姿勢で黙々とその物体と格闘する先輩Bの姿を思い出すだけで3日間は暇なときに楽しめる。

 現実って、時々分厚過ぎる。





2008⁄06⁄07 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 God's in his heaven all's right with the world.

 ふは……仕事ハードだぜ。4月に較べたら全然楽ではあるのだけど、終電にどうにか滑り込んで帰ったら日が変わっていて、ご飯をもそもそ急いで掻き込んだって睡眠不足は避けて通れない。

 加えてコンタクトをはめる時間がなく、ほとんど宿命的にメガネ着用になるのだけど、乱視の度はあってないし、列車の中は埃っぽくてなんだか朝から視界が霞むし、挙句の果てに自らの汗で汚れたりするし。

 そう言えば、グルメ番組にデブタレが起用されるのは汗だくでご飯食べるのか美味しそうに見えるからってのはよく聞く話。汗が目立つように灰色のTシャツを着るのがそこでの慣わしだそうで。そんなのよりも私のほうが全然汗かくと思う。グルメ番組は私を起用すればいいよ。

 業務は曖昧なことが書いてある仕様書をハキハキ音読し、数百万件のデータを持って来るためのだだ長いコードをこしらえておいて2時間以上結果が返って来なくってハラハラすること。グループ長の「骨になるまで頑張れ」というお言葉を思い出し、「飲んでいいよ」って言われもていないウォータークーラーの水を毎日鬼気迫る表情で2L飲んでるよ。

 目の前の席に鎮座してまします、他会社から派遣されてきたと思しき巨漢は独り言の声も大きく、私が資料の紙束を投げつける日も近いとか……。そして――それは唐突に起こりました。

 いつものように新人ながらも一生懸命お水をガブ飲みしていたら、急に気分が悪くなる。この水は善い水だから私をフィックスしてくれるハズで、真水に当たったという話は聞くけれど、まさかそんな、風邪のひき始めかメガネがあってないのか疲労か寝不足か判らないけど、とにかく暑いか寒いか判然としないコンディションに。

「体調悪いんで帰ります!」
「体調悪いんじゃしょうがないね!」

 ……当に定時を過ぎた頃のことなのに、この罪悪感は何だ。





2008⁄06⁄06 00:04 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 God's in his heaven all's right with the world.

 お金が! 凄く! ない! 東京出張費とか地域手当とか色々出るみたいなんだけどさ。うち、お給料が翌月払いだから、東京でもしばらく福岡レベルの生活費で生きることを余儀なくされるのだが、あっと言う間に底をついた。職場に行くだけで結構なお値段が消し飛ぶんだもんなぁ。

 友人に泣きついたはいいものの、当の友人にお酒を呑みに連れて行かれるという理不尽。アイリッシュ・パブでフィッシュ・アンド・チップス食べながら語らう。魚と芋揚げたものをお国の料理でございと言われることにとても大きな抵抗があるけど、美味しかったよ。タルタルソースが。

 初めてブラッディ・メアリというカクテルを飲んでみたら、辛かった。ショックだ。よく酒をして「辛口」と称することがあるけれど、そういう比喩的な意味じゃなくて、塩胡椒がキンキンに効いてた。飲んでたら喉が渇いてくるぐらい辛く、不整脈が出た。

 作ってるの見てたら、オイスター・ソースとか入れてて、色水遊び感覚。

 その後、100円ショップ的なところで「なくても生活できるけど、ないとなんだか不便なもの」をちょこっと買う。帰り際、寮の近くを散策しているとなんだかtrueな焼き鳥屋さんがあったので3本所望したところシロモツを1本おまけして貰い、俺東京に来てもこんなかと……いい加減いい歳なのに……。

 そのようなあまりお金を使わないステキな休日の後、やっぱりお金がない。そうだ! 旅費精算書! 旅費精算書下さいよ! 庶務課にお願いしてみると概算が送られて来た。わぉ、すげぇ金額になっとるぞ。道理で生活が苦しいはずだ。

 お仕事がある分「じゃあ生活しなーい!」というワケにはいかんものなぁ。





2008⁄06⁄05 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 『二郎』なる店に行くために1時間も電車に揺られていると、「なんでラーメン食うためにこんなことしてるんだろう」ってちょっと不思議な気分になる。たかがラーメンじゃないか。もっとみんな肩の力抜いて生きようぜ。そして夢で大蛇に絞め殺される夢見ようぜ。

 運動が出来ない癖に歩くのは速いってのが、オタクな人の不思議な身体運用だと思うのだけど、私もご多分に漏れずそんな感じで、1回変な方向に足が向かうとちょっとリカバリがバカバカしくなるレベルの距離進んでしまう。迷うと大変面倒臭いのだが、勿論迷った。

 だから、駅広いって。2次元的な<広がり>においても不自由するってのに、3次元まで絡んできて、下って降りてしているうちにさっきまでいたホームを別のホームから眺めていたりする気持ちが、君に解るか?

 てんのぅが駅で待っているという情報を得たのだが、何故か意を決して駅から何処か目がけて歩き出そうとした矢先、「改札口にいる」とのメール。その<改札口>って何だ。さっき出てきた門みたいなところか。居た。なんか黒烏龍茶のペットボトルを手渡される。

 東京って、思ったより坂が多いよな~なんて話をしているうちに閉所恐怖症の気がある人が見ると立ち竦むような店舗に着く。これが『二郎』か。ラーメン食うために人が並んでるのを見て、「狂ってやがる」って思っ……あれ、ラーメンなのか? 遠目に見て、なんだかこんもりうず高く何かが詰まれた何かを人間が一心不乱に切り崩しているように見える。

 さて、相見えたラーメンですが。豚肉のブロック的な何かと失明するほどの野菜と辛い何かと唐辛子とニンニクが積み上げられた……こう、なんだろう……モツ鍋 meet ラーメン meet チャンポン meet だご汁みたいな……あー、「『二郎』のラーメンはラーメンじゃない。<二郎>という食べ物だ」ってのはそういうことか。美味かった。

 40人とか並んでて1時間待ちとかザラなんだって。それ、ラーメンが好きなんじゃなくて、並ぶのが好きなんじゃないの?





2008⁄06⁄04 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(6) trackback(0)







 That's my soul up there


 現在、客先で先輩方と一緒にお仕事してるんだけど、先輩について言えるいくつかのことを記述してみたい。

 先輩Aさんは電車の中で寝る。立ったまま目を閉じ、首をすくめて寝る姿が何かに似てるなーと常々思っていたのだが、極寒の地でもさもさな毛に包まれて眠るペンギンにそっくりであると気付き、なんだか喝采を挙げたくなった。

 話し方にあんまり抑揚がないけど、「くっそー」「ヴァー」って言う。時々、意を決したように。「よぅし! たまには座って帰りますかぁ!」とかも言う。あ、そんな寿司でも食い行っかぁみたなトーンなんだ。

 ヘヴィな残業をこなして後、2人してヘロヘロで帰っているとどうしたって間がもたなくなる。洗濯用石鹸の話をした(東京って洗濯用石鹸とか売ってるのけ?)。あれ使うと、ジーンズの色が長持ちして、大変具合がよろしい旨お伝えしてみた。

 「あ、そうなんですか。私、踏んで洗ってました」

 ……ごめんなさい。そっちがtrueです、多分。

 ちなみに先輩Bさんは国籍も年齢もが不詳気味なスキンヘッドの人で、私は最初ロシアのマフィアだと思っていたのだけど、呑み会に長くてゆったりしたシャツを着ていらしたのを見て、「ああ、ベトナムの人なんだ」って気付いたし、この方も話し方にあんまり抑揚がない。





2008⁄06⁄03 23:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(5) trackback(0)







 That's my soul up there


 さてもさて。来し方行く末に関して。ええ、気付いたら誕生日過ぎてましてん。

 いやもう週末の終電と来たら大変なものでこのまま列車ごと人間廃棄場にドーンって捨てられても全然不思議じゃないぐらいの酷い混み具合。押し寿司とか、多分こんな感じなんだよ。そうに決まってるよ見たもん!

 だいたい、目の前に列車が到着した時点で車窓に押し付けられて苦悶の表情を浮かべる人々を見て「あ、無理」って思ったのに、そこに無理矢理先輩Aが押し入るワケだ。で、独り取り残されたらちょっと大変だから、私も銀河英雄伝説風に言えば「錐を揉み込むように」押し入るじゃない?

 それで大概絶望的な気分になれるってのに、そこにさらに人が入ってくるワケさ。駅に着くごとに。バカジャナイノバカジャナイノ。みなさま夜を満喫なさったご様子で、周囲から吹きかけられる息が酒臭い。避けようにも身動き出来ないとかそういうレベルじゃない。足が床に着かぬ。

 ……人間って柔らかいんだなぁって感慨に耽っていたら車掌さんだか駅員さんだかの「押さないで下さい云々……お命です」などというちょっと聞き逃せないアナウンスが。職場から帰るだけで死とか、お前。

 そして着いた見知らぬ駅を出てみれば、警官が水撒いて血を洗い流してるし、馬鹿みたいに大きい車のボンネットには暴力臭漂うデブが寝てるし、いい加減荒んだ生活に身も心も軋みを上げ始めてる風のおじさんおばさんが客引きしてるし……そんな誕生日。

 今年も無事誕生日を迎えられたわけだが、そうだねぇ、小動物みたい怯えていたほど酷い人生ではないし、今後死ぬまでコンビニの袋を被って生活せねばならないほど恥ずかしいこともあんまりないので、来し方の私はそんなに心配するな。

 行く末の私に関しては、何をしているのかさっぱり想像できないけれど、どうにか上手くやってるんじゃないかなって思う。ただ、自分の場所を確保出来ればそこそこ幸せなのは大変結構だが、理解出来ないのを通り越して最早不気味としか言いようがないような性癖とかは勘弁な。

 ともあれ、君が世界と和して生きていけるよう、祈っている。





2008⁄06⁄02 23:29 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 駅が広くてよく解らん。

 「ゆ君、大丈夫? 一人で帰れる?」と職場のみなさまが心配して下さるのは、私が人より少し歩みの遅い子扱いされているというだけではない気がする。ただでさえ列車のその「間違った方向にどれだけでも行けちゃう感」が苦手な上に、駅って妙に立体的なんだもんなー。

 それにほら、駅って死のメタファーだし。

 「あ、そうだ。これだけは言っておく。東京に行ったら、ネットワーク畑のグループ長と、うちのグループの主任、あと、シニアSE。この3人の呑み会からちゃんと帰る術を身に付けて来るんだよ」とはグループ長のお言葉。

 「いやだから、性病の菌はみんな持ってるんですって! 発症しないだけで! 疲れて免疫力が低下したりしたら、発症するんですって! だからみんな寝たほうがいいですよ! 寝ないと性病になりますよ! 寝ないと性病になります! 何もしてなくても性病になります!

 ……上記は日常的に性病を患っておられると評判のSEさんのお言葉。何かするたびにグーで頭を叩かれ、「あ、叩いた! 弁当代一食分!」と主張するも、全員が「?」という表情で黙殺。そして「何ワケ解んないこと言ってんだ」みたいなトーンでまた叩かれたりする。

 何でも前の呑み会であんまり叩かれるものだから、救済措置として「叩いたら加害者はお弁当を奢る」という決まりが出来たそうだ。……というのも、日常的に性病を患っておられると評判のSEさんのお言葉。クルッとこっちを向いて言うには「ゆさん、頑張りましょうね!」

 ……ああ、うん……頑張らなきゃ……。





2008⁄06⁄01 23:31 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)









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