Happiness is overcoming your fears
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 That's my soul up there


 週末、図書館で勉強していたところ、なんか暑いのか身体が火照っているのか底冷えしているのか悪寒なのかよく解らない状態に陥る。ここ最近、微熱が続き、寝汗が冷えて震えながら起きるということを繰り返していたため、「大したことじゃないさ」ってたかをくくっていたら、だ。

 身体からの物凄いSOS信号を受信し、欠勤しようとするも、沢山エンターを押すという非常に重要なポジションを任されているため、昼頃呼び出される。「寝坊?」ち、違います! 病院を薦められるも、診察が15時からとか書いてて、そんなん待ってた日には終業時間間際に私様登場するという意図の汲めないことになっちゃう。

 沢山エンターを押して、夜に帰宅。次の日の午前中、薦められた病院に行き、症状を訴えるとあちこち弄り回され「お前これ風邪の症状が表に出ないだけで中はボロボロだから」との診断。そうか。睡眠薬的な気分で飲んでた風邪薬で咳や鼻水が出なかったのだな。
 「兎に角、栄養のある暖かいものを沢山食べて、ガッツリ治そう」と年配の女医さんが仰ったけど、ぼくの住むこの美しく残酷な世界では、年配の女医さんのヴォキャブラリィの中に「ガッツリ」というものは無いハズなのだ。無いハズなのだ。

 そうか風邪か本当は私の身体は風邪を引いていて諸症状が表に出ていないだけでとても体調が悪くて本来は風邪なのだ……病は気からと申しますが、そのような暗示が頭の中をうずまき、気付けば38度越えの高熱に魘されることに。

 汗と悪寒で不快感渦巻く中、それでも布団の中で技術書を読もうとする自分のパラノイアっぷりに辟易するぜ。でもさ、なるべく早く「○○なら誰にも負けない!」って自信が欲しいじゃないか。形而上学的に"バリバリ"したいじゃないか。ついでにリーナス・トーバルズの『それがぼくには楽しかったから』もダラ読み。

 これはLinuxってOSをソースコードを公開しながら趣味的に作っちゃった変態の本。トーバルズの語源ってTHOR-WALDS、つまり、「雷神の世界」って意味なんだって。リーナスはmetal。生まれもフィンランド。話の途中に物凄く自然に下ネタが混じる。「フィンランドで短パンなんか履こうものなら、凍傷でナニが取れる」みたいな感じで。

 何だかとても不思議な日々を過ごしている気がする。


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2008⁄03⁄31 19:37 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 可能性。すべての恋は恋の死へ一直線に墜ちてゆくこと

 これは穂村弘の『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』という歌集に収録されている歌で、私はこの歌がとても好きなのです。春だってのに冷たい風に吹かれながら、上述の歌のようなことを深々と想う日々。

 そんなこんなを友人に相談したら、助言の名を借りた人格攻撃浴三昧が待っていたとは。

曰く「恋と営業に"待ち"はねぇ」
曰く「終わるも何もまだ始まってねーだろーが」
曰く「失うものも無いくせに」
曰く「お前の立ち居地って、無害なストーカーだよね」

 うるさいうるさい! 全員三十路前後のくせに! 日本人のくせに歯に衣着せないなんて! 一人は日本人離れした髭のくせに! ドキッ★ 三十路前後の男だらけの恋愛相談 over the しゃぶしゃぶ。「恋と営業に"待ち"はねぇ」との名言は思い出すだけで2分ぐらいニヤニヤ出来る。

 そして友人を策略にはめる形で執り行われるシークレット誕生日ritual。友人に内緒で恩義のある私達が終結し、祝うのだ。なんて言うか、私達、お金がなくても時間がなくても、私達が集まるだけで、もう楽しいよな。善い人達に恵まれて、私はとてもハッピィです。






2008⁄03⁄30 19:08 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 時間も金もありゃしない!

 友人がKekkon(あ、なんかこう書くとフィンランドっぽい)なるgrimなpagan ritualを企てるとのことで自分のことのようにドキドキしている。きっとそのcripticなkvltはNorthern ForestにおいてCold wind from nowhereに晒されながら行われるに違いないんだ。

 そんなこんなで。早く第一線で、こう、漫然と"バリバリ"したい私であるのだが、どうにも時間を捻り出せず、「本代は一ヶ月分の給料の一割まで」と決めているはずなのに、物凄い量の積読が、部屋に。

 そもそもプログラミングって言ったって、何かを数値化してクソッタレボックスに溜めて、そいつをどうにか扱うって話なワケだから、データ構造とアルゴリズムまで掘り下げればそんなに違うものはないハズなんだよ。だから情報工学に目をつけたのだが、残念なことに時間が取れない。

 こんな場合、解決策としては、(a)時間を作る、(b)学習効率を上げる、というのが考えられる。打ち手(a)に関しては、基礎が解ってないから作業の全体像が把握出来ず時間が狂ったネズミのように過ぎていくという悪循環の真っ只中にいるので採用出来ない。残るは(b)しかない。

 私はそんなに読むスピードが早いほうじゃないので、ここら辺をなんとかしたい。ある程度ややこしい本には馴れている(フッサールだのレヴィナスだの、邪悪なまでのややこしさだ)ってのと、実際手を動かして吸収し易い環境にあるってのはプラス要因に働くと思う。

 技術書って、レヴィナスやラカンと違って「右手で与えたものを左手で消し去る」なんてことはしないし、ニュアンスを汲みながら丹念に読むということもしなくていいっぽいので、一章ごとにブレイクダウンして、簡単な言葉に翻訳してからここで晒してみようと思う。

 そういうワケで、今後ちょっと硬い話が時々出てくるかも知れないけれど、我慢してね。





2008⁄03⁄29 22:45 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


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 アーサー・C・クラークの訃報を聞いたけど、いつも通りツルッと話題に乗り遅れたから『カラマーゾフの兄弟』の話する。これ、私の人生を面白可笑しく捻じ曲げた『バイバイ、エンジェル』のお爺さんなんだよ。お父さんは埴谷雄高の『悪霊』。お前らここらへんをもっとhailしろよ。

 で、何の話かって言うと、新訳『カラマーゾフの兄弟』の表紙があまりにもKawaiiから涙が出そうだ。多分向かって右からミーチャ、イワン、アリョーシャ。本屋さんで中身も見ずに(だって旧訳持ってるし)表紙を凝視してニヤついている私はきっと世界一キモい男の子だ。

 「水曜日は停滞日ってことで、定時退社って流れを作ろうよ」と課長代理とグループ長のダダ漏れ密談。本当に、この人たちって問題を見つけたら打ち手が速いよなぁ。速いってのはかっこいいってことさ。"Godspeed you!"って祝詞があるように、速さは祝福なのさ。

 そして念願のデータベースを触るお仕事を任されてガチガチに緊張している私だ。おおおお、おで、これ触っていいだか(仰せつかったのは定時寸前!)。作業ヴォリュームわがんね(こと私に関しては定時に帰す気ないだろ!)。とは言え、しれっとデータベース周りの仕事をくれる氏にはとても感謝しているのだけど。

 何か大失敗して変なところのデータ上書きした。

 ほらもーほらもーやっぱり私が触るのは百年早かった! 復旧に付き合って23時に帰宅。「初めてだし、しょうがないよ。って言うか凄いね。一日で覚えたね」とは言って下さったが、私の不用意な一振りがソフト全体を壊滅せしめる可能性もあったというあの視界がひび割れるような絶望は二度と味わいたくない。






2008⁄03⁄28 22:42 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 C#とかORACLEとか何だか大きめなプロジェクトに放り込まれ、まさにプログラマって感じだ。ヌ、ヌルポインタ? 右も左も解らないので、とりあえず「発行」なる更新作業っぽい何かを訳もわからず任される。

 「やったね! ゆ君、ニッチが出来たね!」

 また基本的にエンター押す仕事だよ! このニッチ狭いよ! ニッチってのは、私がプレゼン中にマーケット・セグメンテーション的な、「得意分野」的な意味で使った言葉だ。そこら辺を覚えていてくれるグループ長は大変ステキだが、やや悪口っぽいニュアンスで使われるあたりが流石である。

 で。サーバを何とかいい子になるようファックしている最中の氏の愚痴。「データ移し変える時にライセンス認証聞かれることがあるから、面倒なんだよなぁ。だいたい、ソフトウェアで金取ろうって発想自体がみみっちぃ」
 Yes boss. 俺ら、ソフトウェア・ハウスです。

 で、先日の半休の件に関して、事の真相がようやくはっきりした。課長代理がツルッと忘れてたらしい。課長代理にも社長にも散々お伝えしたのにー。「デブ……いや、課長代理がさ、『話聞いてないねー』とか言うから、心配したよ~」とのこと。

 「課長代理、ゆ君も『デブ……いや、課長代理に週末ちゃんとお伝えしたのに』って言ってましたよ」といらない火種を撒くグループ長。先輩も私もグループ長の背中を見て育っているということになっているので、課長代理の中で「開発第二グループは全体的に邪悪」という偏見が芽吹いているご様子です。

 会社の嫌なこと会議中「グループ長がしたたかな交渉の仕方を教えて下さるのって、それを使うにせよ使わないにせよ、最終手段があるって感じで、随分気が楽なんですよ」と申し上げたところ、ネットワーク・エンジニアの主任さんが「ああ、こいつ詐欺師だから」と涼しい顔で仰っていたことが思い出されます。

 Googleの社訓って"Don't be Evil"でしたっけねぇ……。






2008⁄03⁄27 00:03 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 確定申告のために午前中お休みをいただいたのだけど、気付いたらグループ長から5回ぐらい着信が。何事かと思って取り急ぎ出てみたら「……大丈夫?」と仰る? え、何が? 「いや、来ないから」連絡板に書いてたハズが、伝わってなかった。

 どうもブッチ疑惑が巻き起こっていた模様で、大変ご迷惑おかけいたしました。って言うか、餓え疑惑やブッチ疑惑や同性愛者疑惑や大変忙しい私の実存でございます。あ、最後のは最近グループ長が頻繁に私にそういうネタを振るのです。

「ゆ君、ああ見えて異性愛者なんですよ」
「どうして基本同性愛者みたいな言い方するんですか!」

 そして確定申告。うわー戻ってこなそうだー。そもそも去年収入の悲惨さときたら。ネット上で手続きを済ませようとしたけれど、あっと言う間に心が折れる。会社行くかぁ。着替え中再び着信。「来る時、ホワイトデーに欠席してた女の人の分のお礼もお願い出来る?」は~い。ケーキの箱を持って堂々の出社。

 会社の嫌なところ会議で「得意技が身に付かなくて辛い」とこぼしていたら、「サーバを触ってデータベースも触っていいよ」というお仕事をいただけた。グループ長にせよ課長代理にせよ、問題を洗い出した後は本当に打ち手が速い……って言うか心配されてたのかなぁ。

 「あ、でもその前にお使い行って来て」

 何か変なひもを持たされ、Lost In Hollywood。ハードディスクをなんとかする何とかっていうケーブルらしく、店員さんに「これ! 兎に角これと同じものを!」とクソ虫レベルの取り縋りっぷりを披露するも「同じものはないですねぇ」と非情なお答えをいただき、「お前お使いも満足に出来ねぇのかよ!」と痛罵される様をやけにリアルに幻視する。

 やけに、リアルに。






2008⁄03⁄26 00:02 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(6) trackback(0)







 That's my soul up there


 昨日までのあらすじ:30手前なのにうんことかの話で爆笑。

 かくして臨んだグループ発表。私に割り当てられた25分の枠が何の手違いか10分で終わってしまい、色々あった末に60分を予定していた発表が40分で終わるという大事故に、膝下が溶けちゃったみたいな感じ。質疑応答が50分て

 いや、変だなーとは思っていたんですよ。個人発表が20分なのに、カンペが5枚あって、グループ発表の私が担当している25分枠のカンペが何か3枚しかないんじゃ、間が持つわけないよねぇ。何故この状態でGOサイン出したんだよ、ちょっと前の自分。

 ここで本読みの顧問様から援護射撃! 構想段階で、氏を4人目のメンバーに巻き込む算段だったのさ! 「時間もなかっただろうに、こんなに内容の濃い資料を、こんな分量書けるっていうのは、日常的に深くこの問題について考えてないと書けないですよ。感心しました」終わっ

 気に入られ過ぎるという失敗とか計算に入れてねーよ! 確かに本当に好きな音楽聴いて、まず出てくる言葉って「最高!」とか「かっこいー!」とかだもんな……とあわあわしていたら、そこから10分ほどガチ援護射撃を頂く。助かります!

 でもあと40分時間があるよ!

 その後の集中砲火と来たら。今は理念の話してんだよ現実の話なんかしてねーよ空気読めよ……などと言えるはずもなく、一つ一つ丁寧に誠実に考えてお答えすることを重ねているうちに(危険な時は正攻法に立ち戻りたいタイプです)、レビュワーが何を聞きたいのか解ってきて、上手くギアが回り始める。これはちょっと不思議な体験だった。

 というか、ここに来てようやく目が覚めてきたってだけの気もするが。

 「自分の食い扶持を稼ぐだけじゃあ、コストの回収や人事部や総務部のお給料が出なくて、一人前だとは言えないって書いてるよね」とここで社長がメガネを置いた。「これは正しいんだけど、どうすれば自分の食い扶持以上を稼げるのかな?」あ、多分この質問はとても大切で、誠実に答えるだけじゃダメで、おそらく正しい答えを求められてる。ここが勝負所なんだ。

 幸い、そこら辺は考えていたことだったので、慎重に、でもちょっと自信を持ってお答えすることが出来た。「うん、そうだね」と社長が肯かれたところで、「あと5分ほど残っていますが、こんなところでいいですかね?」とタイムキーパーの課長代理。永遠のような45分だったけど、及第点をいただけたみたい。タフだったぜ……。

 で。もう一つのグループ発表が終わった際のグループ長の神速アシストと来たら。

 質疑応答の先陣を切り「う~ん、どっちのグループも個人発表を集めて、結論って感じで、本当にこっちが聞きたい濃い議論って最後の2,3ページなんですよね。でも個人的に、このグループ発表のプロジェクト自体の反省と改善点って切り口は、具体的だし、血が通ってる感じで私は好きですね」といきなり流れを掌握して、擁護派を形成してた。

 この悪党め。





2008⁄03⁄25 23:44 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 昨日までのあらすじ:出来上がってないよグループ発表。

 急遽アドバイザーをしてくれていた先輩を入れてグループ発表をせよということになったのだが、ブッチ紛いなんてややこしいことやらかす子の書いた原稿の質ときたら大変にややこしく、全員で頭をかかえる羽目に。

 私はグループ発表を、主に本を沢山読まれる顧問宛にデザインした。業務経験が少ないため、議題を理念的なレベルで精緻に掘り下げる振りをしていつの間にかレヴィナスの倫理の話にシフトする、という大変趣味的な構想である。ことほど然様に私は私でややこしい上に大変趣味的なことをやらしているため、難航するするぅ。

 そもそもこの状況でグループ発表ってのが間違ってないか、と頭の中でチラっと思うが、先輩一同そこら辺は置いといて目先の問題解決に取りかかる。いや、だってさ、例えばバスが遅ているとして、その状況で「責任者出せ!」とかクソの役にも立たないこと怒鳴り散らして大物面のオッサンってあんまりかっこいいもんじゃないしな。

 辞めた子の担当していたセクションに文脈を全く無視する形で漫然と『キャンプ、サヴァイヴァル経験』とか書いてあった時点でみんなの箍が外れた。サヴァイヴァル経験って何だ。『勤労意欲は何故必要か?』って、その問いの立て方はマズいだろうって、キャッキャしているうちに、何故か「射精感」という言葉が空前のブームに。

「ワークライフバランスについて掘り下げとかないと」
「射精感じゃない?」

「え~と、ここをリカバーするには、勤労意欲と自己研鑽を積むことを結べばいいね」
自己研鑽を積むごとに射精感が高まります
「病気だよ!」

 もうダメだ。俺ら30手前だし、うんことかそういう話で笑うような年代じゃないのに、こんな、こんな……。グループ長や課長代理に助けを求める。もう一組のグループなんて3人中1人しか残ってないんだぜ。「コミュニケーション能力の話を軸に、今回のグループ発表の作業の流れや反省点を書けばいいよ」とややアクロバティックに思えるソリューションをツルッと伝授される。






2008⁄03⁄24 23:41 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 昨日までのあらすじ:あんなことになるなんて。

 夜なべトークで「おいお前誰が好きなんだよ~言えよ~」みたいなことはまさかないとは思っていたけど、会社の嫌なところを社長を交えてお酒を呑みながらしんみり語るという会だったとは。まぁ、自浄作用があるってのはいいこっちゃ。

 「まぁ、洗い浚いってワケにはいかないだろうけど。でも実際俺が入った時は『このクソ会社』って思ったよ」と過激な口火を切るのは僕らのグループ長です。教育の制度が上手く機能させられない点についてグループ長も課長代理も胸を痛めているご様子。

 「俺、別の会社の新入社員の時は入っていきなり火事場に放り込まれたから、行儀のいい教育よりも問題解決能力のほうがずっと生き残るのに有効だと思ってるし、俺自身がそんな扱いしか受けてないから、どう教育してあげればいいのか解らないんだよ」

 「いや、相手が水を飲んでくれる馬ならいくらでもしようがあるし、助けてあげたいんだけど……正直、今回辞めちゃった人に関してはさ、彼らに教育する時間を娘の教育に使いたかったよ。デブ……いや、課長代理だってそうでしょう?」

 真面目な話中にちょいちょい重要じゃない悪口を入れてくるグループ長ですが、上に立つ人も色々大変そう。って言うか、当然みたいな感じに社長も一緒にしんみりしちゃってるけど、これ、普通のこと? こういうのって下っ端が集まってクネクネすることじゃないの?

 OJT中なのに問題の矢面に立たされることが多かった私も色々お話したところ、いきなり抜本的にってのは難しいけれど、変な構造があるならジリジリとでもどうにかしたいし、そういうのがあるって解っただけでも有益だった、みたいなトーンになってみんな憑き物が落ちた感じ。

 ……グループ発表どうすんだよ!





2008⁄03⁄23 23:39 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 震えるほどに新人研修――何度も練習したし、事前に資料を見てもらって突っ込まれそうなところは可能な限り潰して、可能な限りディフェンシヴに書けたし、もう出来ることは全部やったから心は坊さんのようだったけれど寝坊。

 うちはウィークディ以外に会社の行事がある場合、私服OKなんだけど、その私服ってのにも色々規定がある。ほら、一応余所行きだし。ジーンズにVENOMのTシャツ、そして棘リストバンドとかはどうも怒られそうな気がする。

「俺metalだからちゃんとした服持ってないよー!」
「好きなの着てきて、ダメって言われたら脱げばいいよ」

 可能な限り普通の格好をしていったはずがグループ長に見咎められる。「……エロいなー。ほら、アレだ。ソルティ・ドッグ一杯! みたいな」言ってる意味はよく解らないけれど、悪口っぽいニュアンスだけは厭と言う程伝わりましたboss。

 で、会長の思いつきで焼酎をオフィスに取りに行き、セコムのセキュリティに引っかかって(俺、社員なのに!)、マイクロバスに取り残されるという想像だにしないアクシデントが勃発し、プレゼン発表に対する意気込みがボッキリ折れる。

 もうアレだ。私が初っ端に端にも棒にも引っかからないようなプレゼンかました挙句、人類の悪意で鋳造された千の剣のような質問にしどろもどろかつ横柄に答えているうちにレビュワーの役員さんや顧問さん達が激昂、そのトーンを引き摺っての後続のプレゼンも勿論総倒れみたいになればいいよ。先陣は私に任せろ!

 心配して見に来た課長代理の車に乗ってそんなことを考えながら現地入り。会場設営をしたところで「では、本日一発目のゆ君に発表……大丈夫?」はい、瞳孔が開き気味で呂律も若干怪しいのですが、大丈夫です。一息入れさせてくだたい。

 タバコを吸っているところにグループ長登場。「とてもリカバー出来なそうな質問が来たら、どこまで考えたかを丁寧に述べて、『すみません、ここは考察不足でした』って謝るんだよ」とマジ的確なアドヴァイス。流石に修羅場潜って来た人のしたたかさは違うぜ。

 そしてプレゼン。会場の空気が乾燥して何度か咳き込むも、時間をフルに使って説明し終える。そして10分の質疑応答。か、かかかかかってこいや! どんな質問が来ても「考察不足でした」って謝ってやる! 質疑応答だけで人間がどれだけトリップ出来るか見せ付けてあげるんだから!

「目標ではまず基礎押さえて、専門化って書いてるけど、コアヴァリューを優先したほうが楽だよ」
「今度ネットワーク部の研修資料作りたいんだけど、どんな資料だと読み易いと思う?」
「資料読むと一人で全部やろうとしてるけど、抱え込まないで使える人は使ったほうがいいよ」
「業務について、反省点ばかりが書かれてるけど、良かった点や楽しかった業務ってある?」

 あれあれ? みんな優しいです。休憩時間にグループ長にお伺いを立てたら「いや、面白かったよ」とのこと。ここの課長代理もグループ長も変に餌投げるのが上手いから困る。その後の発表も大過なく行われ、美味い飯を沢山いただくも、まさかあんなことになるなんて。






2008⁄03⁄22 23:36 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 グループ研修の資料作りが上手くいかないところに振って湧いた災難。同期が私だけになったのでびっくりした。いや、一人だけ同期とか、全然語義矛盾なんだが、兎に角そうなんだよ。それが研修一日前でありホワイトデー当日。

 研修で使うプロジェクターをレンタルしに行き、その足で先日買っておいたクッキーに加え、ナマモノ系のスウィーツも買い込む予定だったのだけど、あまりに重かったから挫ける。先輩とご飯を食べに行き、ダラダラした後、こっそり駅のデパ地下っぽいところで、物色。もうこのアウェイ感も馴れたねぇ。

 で、帰ってみたらゴタゴタがあったっぽい。まぁ、どっちも変な子だったから別にいいけど、何だか呆然としちゃうよな。つか、そんなにアレな職場でもないと思うがなぁ。ともあれ、そんなゴタゴタに悄然となっている社長の元に俺、参上! ホワイトデーのケーキ渡した! 甘いもん食って元気だせよ!

 空気読むなんて、マッチョな黒人の巨大なイチモツをぶち込まれたくてケツを振るゲイみたいなことはしねぇ。私はホワイトデーのミッションを無慈悲に実行するのみだ。解ったか? 俺の言ったこと、理解してくれたか? 社長に呼び出された。

 まだショックが抜けきらない風の社長、相談ごとがあったら言ってね、とこちらが気の毒になるトーンで仰る。自分の身を守るって意味でブッチするつもりもスキル吸い尽くす前に辞めるつもりもないから、別に心配いらんのだが。「ゆ君の文章、相変わらず難しいけれど、プレゼンに書かれていた目標、会社もバックアップするから」

 会社ぐるみでNPOの社長なんて駄法螺が現実にされちゃう!

 こうなったら懸案のグループ発表もないよね、と思ったのに改定されたタイムテーブルにはばっちり残っているから、課長代理に物言いです。「あっはっは! そりゃやるよー! ……いやね、正直みんなどうしていいのか解らないのよ。資料がアレでも『何やってんだ』って怒られることはないから……と言うか怒られるのは俺だから、安心していいよ」とのこと。






2008⁄03⁄21 23:34 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 引用016 『実存から実存者へ』


 労苦は償いえない。人類の幸福が個人の不幸を正当化しないように、未来の報酬は現在の労苦を汲み尽くせはしない。労苦を償いうるような正義は存在しないのだ。労苦が償われるためには労苦の瞬間に立ち戻ることができるか、この瞬間を蘇らせることができるかしなければならない。

 希望を抱くとはしたがって、償いえないものの償いを希望すること、したがって<現在>のために希望することである。一般的にはこのような償いは時間のなかでは不可能であり、唯一永遠だけが――そこでは時間のなかの弁別された瞬間は区別できなくなる――救済の場所だと考えられている。

 このように永遠に訴えることは、私たちには必ずしも必要だとは思われないが、少なくともそれは、救済がただたんに代償を与えるということではなく、苦しみの瞬間に関わるものでなければならないという不可能な要請があることを示している。

 時間の本質とは、この救済の要請に答えることなのではないだろうか。主体にとって外的な経済的時間の分析は、現在をただ償うだけでなく蘇らせるはずの時間の本質的構造を避けてとおってしまうのではないだろうか。

 未来とは、何よりもまず現在の復活なのではないだろうか。

  エマニュエル・レヴィナス著 西谷修訳/『実存から実存者へ』pp.191-192





2008⁄03⁄20 22:57 カテゴリー:引用、もしくは考えるべきこと comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 ハルデスヨー。

 新人研修の話をすると上司や先輩が本当に顔を曇らせるのが厭でございます。

 曰く「ちゃんと作って来ないと大変なことになるよ」
 曰く「去年の○○君は悲惨やったねぇ」
 曰く「……いや、マジで悲惨でしたよ……」

 僕らのグループ長は「いや、でも随分マシになったよ。俺らの頃なんか、夜通し討論を続けろって話だったもん」と苦い顔をしていらっしゃいました。それがあまりに悲痛だったため、凄腕プログラマさんが「いや、でも、合宿だから酒入ってトークとかでしょ?」とフォロー。

 「入るけど、真面目に討論しなきゃならないから、酒、途中で抜く必要があるんだよ」

 一体どんなタフな状況を想定しての研修なんだ。あわわあわわしているうちに脳内気持ちいい汁が分泌され、「3年後までに社内ベンチャー立てる!」というNo Remorseなプレゼン資料が完成。

 自分で自分の書いたシナリオの巨大さに怖気づき、NPOを立ち上げるってマイルド修正を施してみるも、社長の前で「俺、社長になる」と言っているに等しいことに変わりはなかったので死にたい。私可哀想! 超可哀想!

「ゆ君、なんでそんなネットのこと詳しいの?」
「ゆ君はこっち側の人間なんで」

 嗚呼……ついに……。






2008⁄03⁄19 22:55 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(4) trackback(0)







 That's my soul up there


 新人研修ヤダヨー。

 土日をぶっ潰しての2日間、どこぞに軟禁されてプレゼン地獄(耳を聾さんばかりの聞くに堪えない罵詈雑言入り)、繰り返される自尊心ぶっ潰しプレイ……そんなものを思い描いている私が自分の資料と一緒にグループ発表のリーダー的なものまで任されて、もうあっぷあっぷしている。

「ゆ君、残り2人は動けないだろうから、頼む」

 なんかそういうことになるんじゃないかって思ってはいたのだけど、いざ振られると瞳孔開く。結果、仕事が終わった後は家に帰って資料作りのためのプロット作成のためのネタ出しのための別に興味のない分野の読書という非常にヘルい日常。

 ついでに残り2人の監視。

ゆ:「ねぇ、昨日言ってたヤツ、出来た?」
A:「出来たよ。でも、あと一人の人のセクションがまだ無くて」
ゆ:「……え?」
B:「今書いてます!」

 今日の朝提出って言っただろうがダラズ! もう終業時間前だよ!

 取り合えず、締切を延ばしてみた。仕事を通じて善い人間になろうね、みたいなコンセプトを掲げて、具体的な案を出し合って、それを割り振ったワケだから、そんなに珍妙なものが上がってくることはないよね……? オイ何でお前「働き蜂に徹する」とか書いてんだよ

 A君は風邪でボロボロの状態、B君はなんて言うか……「じっとしてろ。お前は何もするな」という状態である。「じゃあ、俺が今夜仕上げてくるから、早く帰って休んで。ちゃんとカンペ作って来てね」「多分大丈夫です!」

 多分って何だお前。

 あと、新人研修のタイムテーブルに「夜なべトーク」って書いてあったけど、「自分の悪い点を666個挙げろ」って命じられて、赤鬼のコスプレをした課長代理が、一つ悪い点を挙げるたびに鉄バットでケツをフルスウィングする時間なんだと思う。





2008⁄03⁄18 22:53 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 激アウェイだよ!

 「愛入りだから! これ愛入りだからね!」と社長から念を押されながら押し頂いたチョコである。すっかり忘れていたのだが、ランチ中「さて、今回の議題ですが」と言われ、ホワイトデーなるものがあるじゃないかって思い出した。でも、俺、metalだから……あ、はい、一人500円ずつ徴収致します。

 ペーペーたる私が買出し部隊であるわけだが、これがまた。ホワイトデー・コーナーに行ってみたら「ブル○ン」とか、ちょっと親し過ぎる感じのクッキーが大量に置いてあり、「流石にこういうのじゃないよなぁ」とさ迷い歩いてスウィーツ売り場に辿り着いてみればアウェイ。

 女の子が喜ぶものが分からんぞ!

 「ブ○ボン」とかじゃないのは何となく分かる。あと、ホワイトデー・コーナーに陳列されていた、若干はしゃぎ過ぎな感じのセクシーな下着とかではないと思う。冗談のつもりであんなの買って行ったら、きっとそれはもう大変なことになると思う。

 それだけは――確かなことだから。

 彩り鮮やかなスウィーツ群に囲まれ、クラクラしているうちに「いや、俺はクッキーを買うべきだと思い込んでいるが、この前提は本当に正しいのだろうか? もっと美味しそうなもの、そう、例えば自分が食べたいものを贈るべきではないだろうか!?」と不思議な高揚に包まれ始める。

 それじゃあ何が何だか解らないから、健康に良さそうで、色々上等な素材を使っていそうな「自然クッキー」なるものを購入してみた。返礼じゃあ! こっちゃあ健康入りじゃボケェ! 遮二無二健康に邁進した結果、バター使ってなくて妙にパサパサした食感の食べ物だったら泣きたい。





2008⁄03⁄17 22:52 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 That's my soul up there


 禍福はAZREAL縄の如しと先賢も申しております。今度は研修資料作らなきゃ!

 お給料が入ったので、その道の先輩のお言葉通り、どっさり技術書と学術書を買い込む。さ~て、このクソ高い本どもをモリモリ消化するぜ。でも海外の技術書って、文体がファンキィだったりするから、使命感がメリメリ折れるぜ。ついでにデザイン関係の本まで買い込んだぜ。

 スラヴォイ・ジジェクの『ラカンはこう読め!』まで混じってるのは宿業だぜ。

 Perl(っていうプログラミング言語があるの)を可能なら触りたくないけれど創始者のLarry Wall自身が執筆した入門書を立ち読みしてそれがやっぱり超面白かったものだから欲しくなったけど5000円とかお前。あそこら辺の人達ってしたたかでステキ。

 健康になりたい! 健康になりたいからタバコを吸いに屋上まで上がる際(うち、館内禁煙なんですよ)、エレベーターを使わないムーヴメント勃発。それに飽き足らず踵をつけずに歩くというミッションまで己に課してみて、何になりたいのか解らなくなる日々。

 ほら、デザイン界隈で3F、つまり"Form Follows Function(形は機能に従う)"って決め台詞があるじゃないですか。"Fight For Freedom"みたいな感じの決め台詞がよぉ! 引用が不適切だってのは水晶の如くだが、覚えたての言葉を使いたいんだよ!

 で、喫煙所で出くわした先輩曰く「階段使ってた!? ダメだよ! 痩せちゃうよ! それ以上痩せたら、折れちゃうよ! ……俺、どんなに歩いても痩せないのに……」然様、体重に関して人の足を引っ張っても自分が痩せるワケじゃないと知りつつ敢えて人の足を引っ張らねばならない――そんな局面が、人生には、ある。

 「降りも歩くの!? ダメだよ~!」






2008⁄03⁄16 00:51 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 That's my soul up there


 兎に角、ある程度基礎押さえとかなきゃ作業ヴォリュームの解らない仕事を振られた途端スケジュールが難破するワケで、主導権を握れなくて困ったことになっちゃう(スタジオにも入れねーよ!)から、今のうちに勉強しとこう。

 大学図書館で情報工学のそもそも論を知ろうとするあたりが私のtrueたる所以。ぶっ壊れているとも言う。だってほら、『10日で覚える何某』とかよりも『ゲーデル・エッシャー・バッハ』とかのようが読んでてかっこよさげじゃない?

 勿論読めなそうな本の山に臆してレヴィナスの『タルムード四講』なんぞ机の片隅で読んでたりするんだがな。この本、私のとても重要なところに決定打を与えた本で、手元に置いておきたいんだけど、絶版なんだよ。内田樹先生、こっちの新訳を優先させて欲しいなぁ。

 そこで台湾からの留学生さん(元モデル)とばったり再開。「日本が好きだから日本で研究職に付きたい。ポストもあるし。でも学校の先生になることが子供の頃からの夢だった……選択しなければならない時期が、来たようです」と多くの研究者志望の方が悶死しそうな悩みに引き裂かれていた彼女は、先生になる道を選んだようです。

 「台湾は学歴社会だから、責任重大です……」とheart-achingなご様子。いや、そこら辺は適当にhackすれば済むことじゃない? と言うか、悄然とする方向が台湾の社会的矛盾よりもむしろ日本から去り難いという方向に向かっている風なあたり、なんて言うか相変わらずで何より。

 私達の母国だし、嫌われるより好かれるほうがいいさ。

 で、勉強に音を上げて(デスマ明けだ。許せ)ぶらっとショッピングモールに行ったら、大学を出て医学部合格をキメた友人にばったり会う。大学10年選手決定だそうで、めでたい。今のところ、私は上手くやっているし、10年選手だって社会的にそう悪くはないです。






2008⁄03⁄15 00:28 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 やぁ、今回のプロジェクトでも生き残ったなぁ。

 ……そんなほとんど動物みたいな感慨に浸りながらの週末。友人が働いている近くのコンビニが無くなるらしく、心寂しいことである。タバコを買いに言ったら店長のおばちゃんが「ゴクウ好き?」とのたまう。

「ゴクウって何ですか?」
「これなんだけど……」

 ああ、『DRAGON BALL』の主人公の。孫悟空が何かバイク的なものに乗ってる風の、妙にデカいフィギュアを見せてくれた。以前の職場でその類を片っ端からコレクションし、オークションで富を築いている友人がいたのを何となく思い出す。

 「『大好き!』って人に上げたいんだけどねぇ」とおばちゃん。それなら適任者は私ではありますまい。「俺! 俺大好きって言ってるのに!」と店員さん。「お前にはやらん」と店員さんのケツを(文字通り)蹴り上げながら、おばちゃん。

 中年女性は人を蹴ったりしないものだ――その時まで、ぼくはそう思っていた。

 帰りに「あの、大橋まではここから遠いですかね?」と老女に声をかけられる。解らない旨告げると「すみませんが、大橋までのバス代を……」と続けられ、思い出す。お前、前も私から宗像あたりまでのバス代借りたよな





2008⁄03⁄14 00:04 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(3) trackback(0)







 引用015 『実存から実存者へ』


 しかし未来を始動させることができないのなら、希望はいかなる意味で時間をめざしているのだろうか。希望は、未来の方を向き、そこに起こりうる幸福な出来事を待っているのだろうか。だが、幸福な出来事を待つことはそれ自体では希望ではない。

 出来事が起こりうると見えるのは、現在において実定的に認知しうる諸々の理由によってであり、そのときひとはいくばくかの確信をもって出来事を待つのだが、出来事が希望を含みもつのは、出来事の訪れが不確かなときだけなのだ。

 希望を切実なものにするのは、希望の成就される瞬間の重さである。取り返しがつかないのは、希望の成就される瞬間の自然な雰囲気である。

 希望は、もはやそれが許されないときにはじめて希望となる。

  エマニュエル・レヴィナス著 西谷修訳/『実存から実存者へ』pp.187-188






2008⁄03⁄13 00:03 カテゴリー:引用、もしくは考えるべきこと comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 前回までのあらすじ:寝せろや!

 課長代理はそのまま寝入られたが、こっちは新人研修の資料作成というこれまた七面倒くさい作業が残っているのである。緊急を要するものではないけれど、ここ数日地味にプライベートの時間を削られていてとってもストレスフル。

 「俺はもうダメだから会議後早退させて下さい」

 ちょっと強気の交渉に臨んでみたら、「そりゃそうだよな」的にオッケーが出た。言ってみるもんだ。で、社員の人達が来るまで2時間ぐらいポッカリと時間が空いたし余力を使い果たしていいしで、新人研修のプレゼン資料のアイディア出しに精を出す。どうしても話にレヴィナスが絡むのは仕様です

 社員さんが出勤してきて、顧問とかそこら辺の偉い人達から「新人になにやらせてんだテメェ」的な野次を散々受ける課長代理。あー、人を使うポジションってそのあたり大変なのねー。ぼんやりした頭で先輩達から「初徹夜おめでとー!」と赤飯炊いていただかんばかりのありがたいお言葉を賜る。

 会議中、私は路傍の石であると決め込み、偉い人達の報告を聞くに徹する姿勢であったのだが社長から「web担当のゆ君、プロジェクト報告をお願いします」とか言わオイ俺いつからそんなことになったんだ。会社公認でフラフラしながら昼食前に帰宅。

 念願の散髪に行き、シャンプー中に寝る。






2008⁄03⁄12 00:02 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(4) trackback(0)







 That's my soul up there


 前回までのあらすじ:逆に考えるんだ。「学園祭前みたいで楽しい」って考えるんだ。

 かくして徹夜。もう仕事の難所を越えたあたりから(とは言えOJT中の私ときたら仕事は全て難所なワケだが)、ソースコードを読む前、ソースを開いた時点で「このモジュールは、きっと動かない」と背筋がぞわぞわするという動物的勘まで備わる始末

 「ゆ君、もうギブアップかい?」夜も更けた頃、グロッキィ気味の課長代理のお言葉。私がここで放り投げたら、あんたが全部やる羽目になるんだろうよ。そういうのって、男の子的には看過し難いことであるので、ゴリゴリ作業を進める。

 なんとか朝の5時半前後に作業を終わらせ、課長代理にツールを送ってもらう。「テスト業務だと、だいたい15万から20万が相場。ゆ君、自分の食い扶持程度は稼げるようになったね。スゲーじゃん」OJT中ですが、オデ、頑張りました。

 「お客さんがね、『素早い対応ありがとうございます』って」まぁ、お客様にそう言って貰えたのと、課長代理にある程度認めてもらえたのを考えたら、このクソッタレに苦しい時期もペイするかな。

 そのメールが来たのが朝の6時と聞いて、もうどうでもよくなったが。






2008⁄03⁄11 00:01 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 前回までのあらすじ:なんだか2日で18本ツール作ることになったっぽい。

 勿論OJT中という実存であるところの私にはそんな量のツールをスイスイ作るスキルなどなく、うず高く仕事が積まれた課長代理の上にさらに「なんだかツール作る」という仕事が積み上げられた。

 誰が悪いとか言い始める前に手を動かすここのスタッフは結構イカすって思った。ほら、John Lennonも言ってたじゃないか。"Shut the fuck up, and write some code!"腐れ口をペラペラ動かす前に手ぇ動かせグズ!

 結果、課長代理ともう一人のプログラマが組んだツールをもりもりテストするという構造的に後手の仕事をいただいたワケだが、いや、ホント、なんて言うか、私がそんな重要な役回り引き受けちゃっていいの? 私、好きな音楽のジャンル、Heavy Metalだよ?

 かくして徹夜。畜生! もう一人のプログラマ! このツール起動すると同時に落ちるじゃねーか! 何を以って「終わったよー!」なんて抜かしやがったんだよ! 課長代理と毒つきながらバグ取り中、そもそもそのプログラマが何のためのツールか誤解していたことに気付く。

 この切羽詰った時期にこういうこと言うのって大丈夫なの? でも言っとかないと後々面倒なことになりそうだしなぁ。恐る恐る「お客さん、ツールをこんな風には使わないんじゃないですか?」って提案してみた。課長代理、忌々しげに仕様書を放り投げて曰く「ゆ君のほうが賢いじゃねーか!」ドモドモ。





2008⁄03⁄10 00:01 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 前回までのあらすじ:目頭熱くなるレベルの仕事量でした。

 会長に振られた仕事と切羽詰った仕事にパニックを起こし、再び課長代理のところにご相談に行く。「あっはっは、ゆ君、リスク・マネジメントがなってないねぇ!」繰り返すようだけれど……課長代理、オデ、マダ、OJT中。頼られるのは嬉しいが。

 何のためにスケジュールを組むかって言うと、仕事の主導権を握るため。そうしないとダラダラと仕事が増えて疲弊するばっかりで、あんまり楽しい人生じゃなくなる。それでも空気読まない無茶振りは、ある。作業時間にバッファを取っておいてゆとりを無理矢理創り出す。これが無茶振りに対して負けないスケジュールなんだって。

 オイオイ、私(OJT中)ときたら何だか出来る子みたいな扱いじゃないか。

 何だかもう苦しいやら嬉しいやらでワケが解らなくなってきて、「仕事で人間がどれだけトリップ出来るか見せてやる!」という気分になってきたところで、18本のツールのテスト作業中断のお知らせ。手心を加えられたワケじゃねーぜ? 「要求と見合ってなかったから、作り直しだって!」

 らめぇぇぇ!






2008⁄03⁄09 00:00 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 やぁ、みんなたち。ちょっくらデスマってきたよ

 思えばそれは1週間前。「納期直前仕様変更キター!」とテンパった頭から発される歓喜にも似た声が隣の島から響き、私は「ああ、納期直前仕様変更ってストーカーとか『彼女を妊娠させる』とかと同じく、都市伝説じゃなかったんだなー」と思いました。

 積まれに積まれた仕事に埋もれながら思いました。

 そこにさらにドーン! 「ゆ君、ちょっとお願い!」18本のツールのテスト業務が降って来た! 「困った時のゆ君頼みだ。な?」会長に肩を揉まれながらそんなこと言われてみる。会長のフットワークが軽過ぎる。隣の島のプロジェクトの増員にされた!

 仕事が捌けん! 課長代理にご相談に行く。「あっはっは、テンパってるねー! 俺もよくテンパるけど!」課長代理、オデ、マダ、OJT中。仕事を切り分け、スケジュールに載せて、仕事量を管理しながらゴリゴリ殲滅する方法を教えていただく。

 そこに会長からの無茶振りドーン!






2008⁄03⁄08 23:59 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(0) trackback(0)







 音楽だけが悪に拮抗する


meshuggah


MESHUGGAH / ObZen

 いつになく直情的な2ビートに野蛮なリフが乗る"combusting"で突然テンション上がる。私は1stや2ndあたりのあんまり機械っぽくないパッションだだ漏れなMESHUGGAHが大好物なので、本作に漂う渋い暗さと言うか、rock'n'roll魂みたいなのが美味しゅうございます。

 その観点から言って前作の『CATCH 33』も結構好きだった。あのアルバムは彼らなりのPINK FLOYDだと思えばいいよ! あ、勿論、本作が直情的って言っても、ハイハットがいきなり変な入り方するから。そこら辺はもうMESHUGGAHという不治の病だと思って、一病息災の心意気で付き合っていくべき。

 で、私とかみたいにIQがクソ不味いファミレスのカレーの肉程度に少ない連中がヒャッホーってなるような速い曲は"combusting"だけなのだが、その後の大きくて軸のぶれた物体があらぬ方向に回転しながら周囲をブチブチ潰していくような曲群も、あちこちリフが利いててかっこいい。

 パーカッシヴな中にもほんの少し歌心があるリフが多くって、なんか本作は彼らなりのdesert rockだったりroots rockだったりするのかも知れない。豪腕豪腕リフ豪腕って感じの弦楽器隊の投げ遣りっぷりが、なんだか。曲のタイトルも今回はそこはかとなくキャッチィ。

 勿論、根がMESHUGGAHなのでキモいリズム・トリックだらけなのはしょうがない。自分で勝手に誤解しておいてなんだが、「こんなウジャウジャしたノリでお前、どの面下げてdesert rockとかroots rockとかだよ」って思うと笑えてくる。前作と本作が彼らなりの(あくまで彼らなりの)先祖還りなんじゃないかと思うとさ。

 家系を辿ってたら、何故かヨグ=ソドスに行き着いた、みたいな。





2008⁄03⁄07 21:27 カテゴリー:音楽の話 comment(0) trackback(0)







 引用014 『バイバイ、エンジェル』


 君はなぜ怖いんだ。ほんとうに勇気があるなら認めてしまうんだ。君が、いや僕たちが彼ら以下であるという事実を。彼らが豚なら、僕たちは豚以下だ。彼らが虫けらなら虫けら以下だ。豚以下、虫けら以下だからこそ、どうしようもなく観念で自分を正当化してしまう。それを認めてしまうんだ。その時にこそ、微かな希望が、救済の微光が君を照らすだろう。

 そう、希望はある。身を捨てて、誇りも自尊心も捨てて、真実を、灼熱の太陽を、バリケードの日々を昏倒するまで生きることだ。太陽を直視する三秒間、バリケードの三日間を最後の一滴の水のようにも深く味わいつくすことだ。僕たちは失明し、僕たちは死ぬだろう。しかし、恐れを知らぬ労働者たちが僕たちの後に続くことだけは信じていい。

 叛乱は敗北する。秩序は回復される。しかし、叛乱は常にある。秩序は叛乱によっていつかふたたび瓦解するのだ。永続する敗北それ自体が勝利だ。三日間の真実を生きつくす百世代の試みの後に、いつか、そうだ、いつか強い眼を持った子供たちが生まれてくるようになる。

  笠井潔/『バイバイ、エンジェル』p.372






2008⁄03⁄06 13:47 カテゴリー:引用、もしくは考えるべきこと comment(2) trackback(0)







 That's my soul up there


 ちょっと懐かしい道を通って友人宅へ。久しぶりにSENTENCEDの『the funeral album』を聴きながら原付を飛ばしているとたいそう気分がよろしく、思わず"全て善し"と呟いちゃいそうだぜ。"her last 5 minutes"って曲の次のフレーズは結構ステキだと思った。

 Still we both know the other alternative is
 Not yet the only one


 着いてそうそうご飯に目が釘付け/ある程度お腹いっぱいになるまで会話の輪に入ろうともしないと言う、そのような余裕がない生活はもうやめたい。あと、散々好き勝手チルアウトした挙句に「ああ、私は今まで気を張っていたのだなー」と気付くとか、そういう生活もちょっと改めたい。

 友人の娘さんに例によって例の如く絡まれていて「あ、今、正直、俺キツい」と感じ、すわ体力の低下かと危惧したのだが、遠くから娘さんを見ていると超大きくなってて、そりゃキツいよって思った。すげぇ。半年ぐらい見ない間にニョキニョキ伸びとるぞ。

 で、その娘さんのお母さんであるところの友人曰く。「わたしが死んだらこの子一人になっちゃうから、味方になってくれる弟とか作らないと!」って。その発想はなかった。だって私、男だから、身体の中から子供が出てくるとか、そもそも人間を造るとか、ないじゃないですか、体質的に。

 いや、なんて言うかほら、男って命安いし、道端で寝てても別に平気だし、味方がいなきゃいないでキツいけれども何とかやっていけるし、気の合う人が味方になってくれたりしたらラッキィとか、そんなのじゃない? 先天的な味方がいないから産むとか、そんな。

 そんな……。






2008⁄03⁄05 13:46 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)







 パソコンさん


 いつぞや話したかもだけど、フリーの凄腕プログラマさんがどういう経緯か会社にいる。飲み会でその人の隣に陣取り、どうやったら凄腕になれるのかを聞かせてもらった。その時の私のやり口と言ったら、コンパ馴れした女の子のようだったわ。まずは本を読むこと、勿論、コードを書くこと。

 ところで、そういう女の子って「手相見ましょうか?」とか言って普通に手を握ってくるなって思った。別に親しくもなかったし、今では縁も切れておそらく会うこともなかろうが、なんて言うか、そういう人達ってその類のノウハウ袋みたいなのがあって、適切なソリューションをちゃちゃっとセレクトする手際に結構感動したよ。

 話なんて逸れるためにあるんですよ! 本と言っても5000円とかする難しくて本格的なヤツ。「10日で覚える云々」とかは、結局金と時間の無駄になる、とのこと。氏は業界に入って1年目、毎月2万円分はゴッツい本を買ってもりもり消化していたそうだ。で、解んなかったら調べろ、と。

 調べる最中、絶対にその周辺の情報も入ってくるから、それを逐一覚える必要はないけれど、頭の片隅に置いておく。そうすると、将来何かの困難にぶち当たっても「そう言えば、なんかこれと似たケースを前に見たような……」と、解決の足がかりになるんだってさ。

 「まぁ、スキル的には半年ぐらいで俺とかのレベルにはなれるから」とか言われても話がデカ過ぎて解んないス! そして現実をちゃんと見据えるのが肝なんだって。現実をコンピュータの処理に落とし込むのが我々の仕事なワケだけれど、話を聞きながら「こういう処理をすればいいわけね」ってその場で逐一翻訳出来るのがエンジニアってモンよ、とのこと。

 ただ、その時技術主体で考えるのではなく、現実として人や物がどう動いているか、それに拘ること、その執拗な視線がエンジニアを出来る子に育てるんだそうだ。勉強した分だけ提案も出来るようになるし、そうなるとコントロール出来ることも増えて実入りも良くなるから、しばらくは遮二無二頑張れとのお言葉をいただいた。

 押忍。現実云々ってのはアレだ。ラカン派の精神分析家が言う「精神分析という手法は、他者をコントロールするものではなく、他者の他者性の前で立ち竦むためにある」ってのと似てるから多分それ。






2008⁄03⁄04 19:39 カテゴリー:お勉強 comment(2) trackback(0)







 音楽だけが悪に拮抗する


mostserenerepublic.jpg


THE MOST SERENE REPUBLIC / Population

 hard rockとprogressive rockがまだ明瞭に分かれていなくて、art rockとか呼ばれていた時期があるらしいんだけど、何故かこのご時世にそこら辺のもやもやふわふわした音楽に勤しむ謎の集団。この子達は何処で道を誤ったのか。

 ミニマルいバックにホーンセクションが煌びやかな①から、いきなりクライマックスの②へ。鍵盤だの何だのが入れ替わり立ち代りする忙しい曲で、クワイアの間隙に女性ヴォーカルのたゆたうような歌唱が挟まり……「この曲に全部詰め込んだからあとの曲はスネアの音だけしか聞かせない」って言われてもわりと信じる。

 幸いなことに、その後もアイディア過積載なわりにスッと染み入るような愛らしい曲ばかり。どの曲もうっすらとノーブルな憂いを帯びていて、見知らぬ故郷に想いを馳せてしまいそうになる。コテコテしてそうで、案外音の隙間がパキッと風通しがいいあたり、なんというか、<楽団>って感じだと思う。

 うん、<楽団>って感じだ。

 「あ、今KING CRIMSONの邪悪なジジィの影が」だの「お、MAGMAっぽい」だの「うわ、ここ絶対CAPTAIN BEYOND意識してるよ」だの「ええーここでGOBLINかよー」だの、爛れた楽しみ方を促す目配せが散りばめられているのだが、それがあんまり無邪気に飛び出してくるものだから、もう君たち好きにすればええがなって強く思えるよ。

 「梃子でも頑張るものか」とでも言わんばかりに力いっぱい肩の力抜いたヴォーカルもステキ。






2008⁄03⁄03 19:08 カテゴリー:音楽の話 comment(0) trackback(0)







 That's my soul up there


 キッツい量のテスト/バグ取り業務。曰く「このソフトの入出力が正しいかバイトコード読みながら調べて」とのこと。バイトコードってお前、それが人間には読めないからプログラミング言語って抽象化した言葉があるんだろーが!

 0とかAとかFとかが狂う程に並んだファイルを「ここのデータはlong型だから4バイト……00000025……十進法で36か……合ってる、合ってる……」などと呟きながら読み解いているところに「ゆ君、クロスケーブルを一本お願い出来るかな?」ってお仕事が。もう銅線イヤあぁぁ!

「苦労するよね、クロスケーブルだけに……あ、愛想笑い」

 あのグループ長に気を使われる程鬼気迫った表情だったっぽい。とにかく。先週のサーバ作業と今週のバイトコードを読む作業を通じて理解した。つまりは、このクソッタレ箱をどうにかして人間様の言うことを聞く従順な子になるまでファックすりゃあいいんだろ!

 その後、お姉さんのいる飲み屋さんに連れて行ってもろた。隣のお姉さんは来年から小学校の先生らしい。それを聞いたグループ長、いきなり「やっぱり教頭先生ってイヤらしいんですか?」とkillerな発言。マジ私、ついて行くのだけでやっと。

 あの、ほら、俺達クラスの技術者がが日頃読みこなしている参考書によるとさ、やっぱり教頭先生ってバーコード頭で神経質に少ない前髪を掬い上げながら「クソ、あの校長さえいなければ、今頃はこの学校を私が……」みたいなこと言ってる命が薄い感じの人じゃないですか。

 そんなこんなで夜は更けていきます。






2008⁄03⁄02 19:07 カテゴリー:白昼夢のような日々 comment(2) trackback(0)









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Author:ゆ
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即「還俗した」などと抜かしてみる。


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