2010.02.08
引用034 『平成21年度 【春期】【秋期】応用情報技術者合格教本』
異なったものを識別するためには、それを異なった記号で表現しなければなりません。もし、100個のものを識別するのであれば、100個の記号があればよいわけですが、これが1,000個、1億個、…ともなると、1つを1つの記号で識別することはできなくなります。
そこで、有限個の記号を使って無限個のものを識別しようと考えられたのが10進法に代表されるr進法です。
大滝みや子・岡嶋裕史/『平成21年度 【春期】【秋期】応用情報技術者合格教本』p.20
そこで、有限個の記号を使って無限個のものを識別しようと考えられたのが10進法に代表されるr進法です。
大滝みや子・岡嶋裕史/『平成21年度 【春期】【秋期】応用情報技術者合格教本』p.20
2010.02.06
That's my soul up there
結局。一瞬だけ垣間見える神さまに向かう信仰ってのは常に揺れ動き引き裂かれて不安定なものであると思うし、それを続けること自体、大変激越であるわけで、そのような物語を書く作家が独り森の中で消えていくような静かな生活をしてるって、そんな在り様が本当に可能なのかな。
随分昔、「え、サリンジャーってまだ生きてたの?」とびっくりした覚えがある。
ブーブー・タネンバウムとかシーモアとか、その辺の、氏の描いた人間って、私の行動様式に未だに影を落としている気がするし、さらにはそういう生き方をしつつ、周囲と和してハッピーに暮らす術を模索していたりするのだけど……(未だにライ麦畑で遊ぶ子供が崖から落ちないように見張る仕事がしたいぜ!)、あー、えーと何が言いたいんだっけ?
上記のように、サリンジャーの死については、よく解らない。かつてなく、最早ないという感じ。冷たい焔のよう。訃報を聞いたとき「えっ?」って思ったけど、それが何の「えっ?」なのかどこにも落ち着かない(今回は生きてたのは知ってた)。とても寂しくなってきたので、年明け、猛烈にメーラーを掃除したくなった時に見つけたスパムを転記するね。
件名:青そばテルマ「山にいるね」
はじまして。中川栞と申します。
32歳、既婚です。
3年不倫関係だった年上の既婚男性と最近別れました。
実は、ある人(Sさんです)から聞いたのですが、
何でも貴方はワイルドな人だそうですね?
斧が似合う日本人1位と伺いました。
ぜひ、仲良くなっていただきたいです。
好きなんですよね、そういうワイルドな人って。
サリンジャーと遠く隔たる。
随分昔、「え、サリンジャーってまだ生きてたの?」とびっくりした覚えがある。
ブーブー・タネンバウムとかシーモアとか、その辺の、氏の描いた人間って、私の行動様式に未だに影を落としている気がするし、さらにはそういう生き方をしつつ、周囲と和してハッピーに暮らす術を模索していたりするのだけど……(未だにライ麦畑で遊ぶ子供が崖から落ちないように見張る仕事がしたいぜ!)、あー、えーと何が言いたいんだっけ?
上記のように、サリンジャーの死については、よく解らない。かつてなく、最早ないという感じ。冷たい焔のよう。訃報を聞いたとき「えっ?」って思ったけど、それが何の「えっ?」なのかどこにも落ち着かない(今回は生きてたのは知ってた)。とても寂しくなってきたので、年明け、猛烈にメーラーを掃除したくなった時に見つけたスパムを転記するね。
件名:青そばテルマ「山にいるね」
はじまして。中川栞と申します。
32歳、既婚です。
3年不倫関係だった年上の既婚男性と最近別れました。
実は、ある人(Sさんです)から聞いたのですが、
何でも貴方はワイルドな人だそうですね?
斧が似合う日本人1位と伺いました。
ぜひ、仲良くなっていただきたいです。
好きなんですよね、そういうワイルドな人って。
サリンジャーと遠く隔たる。
2010.02.04
That's my soul up there
Oracle Master BronzeのSQL基礎とかいうヘンテコリンな試験を受験いたします。
テストセンターに赴き、そこに備え付けてあるPCの前に座る。いざ、試みの時。打てる対策は全て打った。その挙句脳がオーバーフローして全てが曖昧だ。「試験開始」のボタンを押す。エラーを吐く。騒がしくなるテストセンター。「……えー、ポップアップを閉じてもらって、試験開始していただいて大丈夫です」
……本当に、大丈夫なんだね? 信じて、いいんだね?
なんだか癖のある試験で、55問中、10問は採点されないとか。いざ望んでみて、エラーギリギリに思える選択肢が5つ並んでいる中、正解がない(つまり、全部エラー)とか、そういう凶悪な問題群に天を仰ぐ。これが、多分採点されないんだろうなぁ……何故こんな汚いコードばっかり読まされるんだよ!
だいたい、「すべての商品ID、在庫数を表示する」という文言の「すべて」はどこにかかるのだ。「商品ID」なのか。「商品ID」と「在庫数」なのか。問題どころか問題文を読むことだけで一苦労できる2時間。合格することよりも完走することに意義があるように思えてきて、ひどく空虚な気持ちになってくる。そして襲い来る尿意。
ああ――これは、罰です。
――様々なことを疎かにし、雑な生き方をしてきた私に対する、罰です。
貧乏ゆすりもBPM200を越える頃、どうにかこうにかけりをつけて、祈るような気持ちで試験終了。正答率0%、と採点されても正直納得してしまいそうなぐらい自信がない。そもそも最初にエラー吐いてやがったけど、大丈夫なのか。正答率69%、合格ラインは60%でなんとか合格。やれやれ。
気付けば、発行された簡易合格証書が葉っぱに変わっており、そもそもテストセンターだと思っていた建物は竹林の調べ喧しいあばら家だったとしても、それはそれで腑に落ちる感じの心持ちで家路につく。う、受かったんだよなぁ?
……あと1試験……あと1試験クリアすれば、目的の試験に着手出来る……。
テストセンターに赴き、そこに備え付けてあるPCの前に座る。いざ、試みの時。打てる対策は全て打った。その挙句脳がオーバーフローして全てが曖昧だ。「試験開始」のボタンを押す。エラーを吐く。騒がしくなるテストセンター。「……えー、ポップアップを閉じてもらって、試験開始していただいて大丈夫です」
……本当に、大丈夫なんだね? 信じて、いいんだね?
なんだか癖のある試験で、55問中、10問は採点されないとか。いざ望んでみて、エラーギリギリに思える選択肢が5つ並んでいる中、正解がない(つまり、全部エラー)とか、そういう凶悪な問題群に天を仰ぐ。これが、多分採点されないんだろうなぁ……何故こんな汚いコードばっかり読まされるんだよ!
だいたい、「すべての商品ID、在庫数を表示する」という文言の「すべて」はどこにかかるのだ。「商品ID」なのか。「商品ID」と「在庫数」なのか。問題どころか問題文を読むことだけで一苦労できる2時間。合格することよりも完走することに意義があるように思えてきて、ひどく空虚な気持ちになってくる。そして襲い来る尿意。
ああ――これは、罰です。
――様々なことを疎かにし、雑な生き方をしてきた私に対する、罰です。
貧乏ゆすりもBPM200を越える頃、どうにかこうにかけりをつけて、祈るような気持ちで試験終了。正答率0%、と採点されても正直納得してしまいそうなぐらい自信がない。そもそも最初にエラー吐いてやがったけど、大丈夫なのか。正答率69%、合格ラインは60%でなんとか合格。やれやれ。
気付けば、発行された簡易合格証書が葉っぱに変わっており、そもそもテストセンターだと思っていた建物は竹林の調べ喧しいあばら家だったとしても、それはそれで腑に落ちる感じの心持ちで家路につく。う、受かったんだよなぁ?
……あと1試験……あと1試験クリアすれば、目的の試験に着手出来る……。
2010.02.02
That's my soul up there
フクオカRubyフォーラム2010に出席してきたのよー。
この催しもの、Rubyってプログラミング言語に何故か福岡が猛烈に食いついてて、県主催で行われるRubyで作った凄いナニとか、ビジネスモデルがどうのとか、そういうことが沢山聞ける場所だと思いねぇ。それに出てみた。
今いる会社はビジネスソフト業界が主戦場で、LLだオープンソースださぁクラウドだと騒いでいるのは私ぐらいでみなさん真面目です。経営陣が何か勘違いしてるみたいだけど、それはさておき。私は私の前線、あなた方はあなた方の前線。お互い節度を持って成すべきことを成しましょう。
そんなわけで。上に話を通したり下に指示出したりするのは部長代理なわけで……野良犬に噛まれたと思って諦めるんだね! 毎日のように口八丁(最新の技術追わないと!)手八丁(資格取ったし、いいでしょ!)、このフォーラムに私が行くメリットと輝かしい将来を縷々述べ、返す刀で機会損失など仄めかして、出席に漕ぎ着ける。
わ、わぁお。年配のスーツだらけだ! もっとみんなツルが折れたメガネをテープで応急処置して装備したり、サイズ感の曖昧な上下を装着したりするべき。会話は全部すっげー薄いMacのTwitterで行うべき。そしてその間も平行して何かしら世界の謎に挑戦するプログラムを作成してるべき。LISPとかで。
アイキューブドという会社さんが受賞なさってたんだけど、そのスピーチが面白かった。ほんわかぱっぱした紳士が「私たちはGoogleが大好きで、Rubyが大好きなので、Googleの公開APIを全部Rubyで書き直したライブラリがあります」とか言ってた。そんな、雨が降ったから傘さしたみたいなトーンだけど、それは明らかに行き過ぎた愛であり変態の所業なのではないかと強く思った。
せっかくMatz(Ruby作った人)が来てたので、よくRubyコミュニティ界隈で話題になるサピア・ウォーフ仮説について、ちょっと思ってたことを述べたり、どさくさに紛れてお名刺いただいたり。あわわ、あわわわわ。声と膝が震えるのっていつ以来だ。お陰で考えていたことの1/10も言えなかった。
私が言語学科にいた頃、サピア・ウォーフ仮説ってとってもイメージが悪かった(今は知らない。再評価の波が来てたりして)。彼らの収集したデータが恣意的であった点、そして「言語が思考を<生得的に>規定する」と考えていた点が問題になっていた。お陰で「人道的にどうよ」みたいな話にまで発展していたように思う(学説に倫理が食い込むあたり、何だか文系的)。
氏の仰ることは実感としてはあるし、私の誤解だった点もあるのだけど、上記のようなセンセーションもあったので足元すくわれないでね、ということを言いたかった。うん、その、なんだ。一番大事なところに関して全然ノータッチだったことに関しては、大丈夫だ。抜かりはない。ちゃんと家に帰って真っ先にタオルを噛んで「アーッ!」って言った。
ちなみにフォーラムから帰社したら、君、「COBOL(とってもとっても古くからある言語)を勉強するために日曜日出勤」という命が。なんてことしやがるんだ。COBOLとかかわい過ぎる。
この催しもの、Rubyってプログラミング言語に何故か福岡が猛烈に食いついてて、県主催で行われるRubyで作った凄いナニとか、ビジネスモデルがどうのとか、そういうことが沢山聞ける場所だと思いねぇ。それに出てみた。
今いる会社はビジネスソフト業界が主戦場で、LLだオープンソースださぁクラウドだと騒いでいるのは私ぐらいでみなさん真面目です。経営陣が何か勘違いしてるみたいだけど、それはさておき。私は私の前線、あなた方はあなた方の前線。お互い節度を持って成すべきことを成しましょう。
そんなわけで。上に話を通したり下に指示出したりするのは部長代理なわけで……野良犬に噛まれたと思って諦めるんだね! 毎日のように口八丁(最新の技術追わないと!)手八丁(資格取ったし、いいでしょ!)、このフォーラムに私が行くメリットと輝かしい将来を縷々述べ、返す刀で機会損失など仄めかして、出席に漕ぎ着ける。
わ、わぁお。年配のスーツだらけだ! もっとみんなツルが折れたメガネをテープで応急処置して装備したり、サイズ感の曖昧な上下を装着したりするべき。会話は全部すっげー薄いMacのTwitterで行うべき。そしてその間も平行して何かしら世界の謎に挑戦するプログラムを作成してるべき。LISPとかで。
アイキューブドという会社さんが受賞なさってたんだけど、そのスピーチが面白かった。ほんわかぱっぱした紳士が「私たちはGoogleが大好きで、Rubyが大好きなので、Googleの公開APIを全部Rubyで書き直したライブラリがあります」とか言ってた。そんな、雨が降ったから傘さしたみたいなトーンだけど、それは明らかに行き過ぎた愛であり変態の所業なのではないかと強く思った。
せっかくMatz(Ruby作った人)が来てたので、よくRubyコミュニティ界隈で話題になるサピア・ウォーフ仮説について、ちょっと思ってたことを述べたり、どさくさに紛れてお名刺いただいたり。あわわ、あわわわわ。声と膝が震えるのっていつ以来だ。お陰で考えていたことの1/10も言えなかった。
私が言語学科にいた頃、サピア・ウォーフ仮説ってとってもイメージが悪かった(今は知らない。再評価の波が来てたりして)。彼らの収集したデータが恣意的であった点、そして「言語が思考を<生得的に>規定する」と考えていた点が問題になっていた。お陰で「人道的にどうよ」みたいな話にまで発展していたように思う(学説に倫理が食い込むあたり、何だか文系的)。
氏の仰ることは実感としてはあるし、私の誤解だった点もあるのだけど、上記のようなセンセーションもあったので足元すくわれないでね、ということを言いたかった。うん、その、なんだ。一番大事なところに関して全然ノータッチだったことに関しては、大丈夫だ。抜かりはない。ちゃんと家に帰って真っ先にタオルを噛んで「アーッ!」って言った。
ちなみにフォーラムから帰社したら、君、「COBOL(とってもとっても古くからある言語)を勉強するために日曜日出勤」という命が。なんてことしやがるんだ。COBOLとかかわい過ぎる。
2010.01.31
That's my soul up there
火葬場がSF的だった。シェルターがあり、故人を搬入するロボ的なものあり。火は全て等しくするよなぁ、とぼんやり考える。1時間で祖母は灰になるのか。1時間。重いような間延びしたような、なんとも片付かない時間が粛々と過ぎる。ばあさま達の会話とかに聞き耳を立てながら、また寝る。
「あの方は本当に女性に厳しくてねぇ」
「いや、○○おじさまの厳しさと較べたら」
「美人も不美人も、骨になれば一緒だって仰ってて、わたし、びっくりしてしまって……」
なんか……大正浪漫とか、そういうの? 人の重ねた年月と歴史は重なるんだって、当然と言えば当然のことが意識に上ることってあんまりないな、そう言えば。これが<大きな物語の喪失>ってヤツかしらん。突然私にも話を振られる。「貴方のお父様、おじさまの手術をなさったのよ。事故で動脈を切ってね。『私でお前は学びなさい』って、それはもう壮絶な手術で」
大正どころか、今そこにあるギリシア神話。
式も無事終わり、ピンボールみたいに福岡へ帰るのです。「お兄ちゃん、座れば寝てる」とか言われながらも、遺族のサポートを含め、まぁ、なんとか上手くやれたんじゃないかな? 帰りのバスでまた前後不覚になっていたら、私の人生に横槍入れる系の人(一緒に起業しようって言う人)からメール。
横槍「ゆ君、学部どこだった?」
ゆ 「法学部→文学部言語学科→文学部哲学科→教育学部研究生です」
横槍「法学部!」
ゆ 「肝心の法律を一番勉強してないんだなぁ、これが。KAKUMEIしてたよ!」
横槍「でも条文とか読めるでしょ。英語好き?」
ゆ 「読む分には、不自由はなかったけれど……」
横槍「(^^)」
無茶振りの匂いがするよ、無茶振りの匂いがするよ。
「あの方は本当に女性に厳しくてねぇ」
「いや、○○おじさまの厳しさと較べたら」
「美人も不美人も、骨になれば一緒だって仰ってて、わたし、びっくりしてしまって……」
なんか……大正浪漫とか、そういうの? 人の重ねた年月と歴史は重なるんだって、当然と言えば当然のことが意識に上ることってあんまりないな、そう言えば。これが<大きな物語の喪失>ってヤツかしらん。突然私にも話を振られる。「貴方のお父様、おじさまの手術をなさったのよ。事故で動脈を切ってね。『私でお前は学びなさい』って、それはもう壮絶な手術で」
大正どころか、今そこにあるギリシア神話。
式も無事終わり、ピンボールみたいに福岡へ帰るのです。「お兄ちゃん、座れば寝てる」とか言われながらも、遺族のサポートを含め、まぁ、なんとか上手くやれたんじゃないかな? 帰りのバスでまた前後不覚になっていたら、私の人生に横槍入れる系の人(一緒に起業しようって言う人)からメール。
横槍「ゆ君、学部どこだった?」
ゆ 「法学部→文学部言語学科→文学部哲学科→教育学部研究生です」
横槍「法学部!」
ゆ 「肝心の法律を一番勉強してないんだなぁ、これが。KAKUMEIしてたよ!」
横槍「でも条文とか読めるでしょ。英語好き?」
ゆ 「読む分には、不自由はなかったけれど……」
横槍「(^^)」
無茶振りの匂いがするよ、無茶振りの匂いがするよ。

